えー、中華レストランバーのテイスティング会を後追いで。
今回も酒は美味しいわマスターの話は面白いわで、ついつい長居をしてしましました。
前回の帰り際、椅子の上に携帯電話を置き忘れたので、今回は置き忘れないぞとポケットに入っているのを確認して玄関まで来たら、
「あっ、財布忘れた」
ここまで来たら、お店の方もあきれますわな。
和服のお姉さま(奥さま?)はやさしくフォローしてくれましたけど、かえって恥ずかしい情けなさ。
で、一杯目は、
Bowmore 8yo 70proof “Sherriff”s” 26-2/3flozs
飲み口は結構ドライ。
ピートは感じるがヨードはあまり感じない。
じっくり口に含んでいると、下からじわじわと果実が上がってくる。
南国全開というよりは、マンゴーやパパイヤを少しに琵琶、リンゴ、小粒の紫皮のブドウを足したよう。
若干のミントっぽさ。
塩気。
徐々に果実感は高まって、花と少し蜜を足していく。
えー、表にイタリア輸入の表記がないので、イギリスまわりですかね。
(これはマスターに確認するのを忘れた)
ショートキャップは開栓後に、再封がしづらいとのことでした。
最初はあれっと思うくらいにドライ。
そこからじわじわ、じわじわと南国をまとった果実や花、ピートが上がってきます。
爆発的ではないですが、複雑にいろいろな味を楽しめる大人のモルトでした。
“Bowmore 20yo 1965-85 49.1% Sestante”の時にも、
「香り味ともに初めはもの足らない位に穏やか。」
「後から後から、南国の果実と潮、煙が湧いてくる」
と書いています。
このボトルもじらしてくれますが、その分ゆっくり長く楽しめます。
では、おやすみなさい。
※誤字修正
#Bowmore