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TullamoreDewへの挑戦権 Tullamore

 麦の香に誘われて鴨川に映るを見るは、咲きゆく桜か散りゆく雪か。

 70sのTullamoreDewに今は亡きTullamore蒸留所が含まれるのか?
 それにはまず、原酒を飲まなければ・・・

 行かずに迷うよりは、行って迷え。
 では、行ってみよう!




 Tullamore 42yo 1948-91 66.4% Cadenhead Authentic Collection
  香りはそれほどでもないが、口に含むとドーン。
  むせかえるアルコール感と酸味の果実。
  まるでシャルトリュージュグリーンを飲んでるのか?というほど明確な薬草。
  アプリコット、レモンの皮のビター、抹茶、ミント、パセリ。
  樽由来の飴、カカオ、シナモンはあれど、薬草の下へ。
  最後まで分厚く、木の香りと薬草にシトラスがアルコール感とともに戻ってくる。

 正直、オールドのIrishからは全く想像していなかった味でした。
 頑張って具象化しましたが、ホントは形容し難い、すごい味としか表現しようのないものでした。
 雑草を刈るのに斧で地面ごと根こそぎ、そんな感じ。圧倒。パワフル。
 しかし素晴らしい!

 で、これで70sのTullamoreDewが見切れるのか?
 それはわかんね。

 では、おやすみなさい。
 

#Tullamore

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