MENU

運動会 Springbank 18yo Caruso 10th aniv, 12yo Green, CV 90s, 21yo Parchment label, 15yo Black label, 12yo Ceramic Jug Black

 今月の頭は、娘3号の運動会でした。
 1号の幼稚園から長らく、運動会は実家も含めた一大イベントでしたが、
 それも今年で一区切り。
 お姉ちゃんになって、総出の応援は無いわな。

 しかし、競走前は一位ならアレ、二位ならコレと、賞品をリクエストしていたくせに、
 いざ本番はゴール前で横向いて笑ってるから、抜かされてるし。
 良くも悪くも、闘争心っていうか、負けてたまるかって、ガツガツ感が無いよね。
 そんな抜け目のアリアリな優しさは、親としては好きなんだけど、
 競争の時には、行け!気を抜くなコラ!ってなってしまう。
 でも、自分の競技だけでなく、スタッフ役も買って出て、頼もしくもあったり。

 普段全く陽の光を浴びないのが、突然日中外にずっとなので、
 今はおでこの皮が捲れてきてる。
 曇りだったから、油断して、半袖に帽子無しの日焼け止め無しだったから。
 曇天の紫外線はバカにできないね。

 さて今日は、Springbankです。
 まずは、Carusoさん、Speyside Wayさん、信濃屋さんのジョイントボトルです。

 Springbank 18yo 1995-14 56%  Ref-Sry Caruso-10th-anniv. Shinanoya Spesideway
  アルコール度数は高いが、ピリピリせず、心地良い。
  唐辛子辛さ、ワタ付きオレンジシトラス。
  潮気やタールの無いピート感。
  新しい畳。青い草を少し。
  初めのアタックに慣れてきた所で、樽木の厚みのある味わいが、
  渋み無く、いい具合に下支えする。
  キレ優先ながら、全体を通して楽しめる。

 Refシェリーの効きが具合よく、
 締まりの有る美味しさです。

 次は、Greenです。

 Springbank 12yo -2014 46% "Green"
  バーボン樽木の甘さ。
  一方で少しクセ。
  若いニューポッドの残りもしくは樹液感からか。
  硫黄感或いは発酵した土のニュアンス。
  しかしクセは支配的でなく、花を少し連れて、きれいなフルーツの香り。
  そして、香ばしさも。
  色と味わいもグリーン。
  青い草、ハーブ。
  それに釣り合う甘さ。

 ちょっとクセがありますが、
 それもまた味わいの一つとして楽しめる、
 そんな感じです。

 次はCVです。
 ハーフ瓶ですね。

 Springbank "CV" -1990s 46% 375ml
  爽やかにキレるブドウ、リンゴ。
  バンクらしい塩キャラメル。
  少し青さ。
  軽いが薄くなく、キレを感じさせて。
  イエローダンピーを少し上品にした感じかなぁ。

 圧倒的ではない系統ですが、
 バンクらしさが感じられて、
 心地いい味わいです。

 次は21年のダンピー瓶、Parchmentラベルです。

 Springbank 21yo -1990s 750ml Parchment-Label John-Mitchell
  少し紹興酒やラムのゴム感。
  熟成感があり、シェリーも高級感があるんだけどなぁ。

 いかにも高級なシェリーの味わいが広がるのですが、
 徐々にクセのあるヤケ感が出てきます。 
 写真を見る限り、46%表記ではなくProof表記に見えるんですが、
 不鮮明でよくわかりません。

 次は15年の黒ラベルです。

 Springbank 15yo 90s? 46% 750ml Black-Label
  強め、濃厚なシェリー。
  15年の熟成でも若い雑さは無い。
  ベリージャム。
  ビターチョコレート。
  潮や焦げのない締めるピート。
  ストロベリーチョコで満足な濃厚さは、
  次第に少し焼けた照り焼き感も見せて、
  終盤は、やや不安定になる。

 濃厚ですが荒くなく、良い感じで進むのですが、
 終盤に乱れてきて、もう少し突き抜けたかったなぁと思います。

 さて最後は12年の黒陶器ボトルです。

 Springbank 12yo 86-USproof 750ml Ceramic-Jug-Black
  レモン水。
  バターや卵の利いていない、やや粉っぽさのあるクッキー。
  爽やかながら線の細いシトラスが漂う。
  やや焦点の緩い味ながら、
  適度な瓶熟感が、ゆったりと楽しませてくれる。

 これも圧倒系ではないですが、
 突出せずに混ざり合う味わいは好ましく、
 オールドボトル感も適度に楽しめて、
 嬉しいボトルです。

 では、ごきげんよう。

#Springbank

この記事を書いた人