恒例のジャガイモ堀は、不安定な天候のために、
当日朝に、来れる人だけ集合というドタバタで始まった。
用事の多い子供たちは誰も参加できず、
習い事の終わった3号が、
お昼ごはんと最後の片づけに間に合ったくらい。
相変わらず、掘り残しがないかを土をひっくり返すのは重労働で、
うね三つで、グロッキー。
でも、晩ごはんは、茹でイモと、イモイモしいコロッケにして、
うん、お腹いっぱいに美味しいイモ三昧だった。
今日のボトルは、もう少しで今年前半の一番のボトルになりそうだったものを。
Caolilaの18年熟成。1994年のリリース。
James Macarthurの祝スコッチ500年のボトルです。
Caolila 18yo -94 56.3% JM Scotch Whisky 500yrs
開栓。
キレのみならず、包み込む煙り。
ワタ付きシトラスに厚いピートがベースを作って。
カリラらしい薄刃のキレを少しの金気と共に奥に見せて、
しっかりとした肉気も足す。
全体的には、鋭利さよりも意外なくらいな太さ・厚み。
開栓でこの広がりだから、
少し時間が経てば、香りもさらに強く立って圧倒的になるのでは。
私としては珍しく開栓でいただきました。
キレを見せつけるのではなく潜めて、
むしろ厚みのある味わいがバランスして、
18年という熟成期間に納得します。
瓶熟なのか、柔らかな混和感が全体を優しくまとめて、
開栓から、非常に高いレベルの味と香りでした。
もう少し育てば、その年の一番のボトルになるのではと
充分に思わせるもので、また頃合いを見て再挑戦したいです。
では、ごきげんよう。
#Caolila