・・・そういう訳で、イタリアの街角で、
バールやエノティカを、チョロチョロと、
気に止めて酒屋の棚とか覗いて歩いてみたのだけれど、
圧倒的な量の手頃なワイン、
そしてグラッパや個性的なリキュールに囲まれて、
お酒屋さんには、シングルモルトもひと通り、
ちゃんと品揃えはしてあるのだけれど・・・。
どうも見慣れたボトルばかりなのは、当然の事なのかも知れません。
しかし、リストランテの名店の棚には、
かならず自慢のオールドボトルが飾られているのに・・・。
その出所はいったい何処にあるのであろうか・・・。
これもひとえに、行き当たりバッタリの、
遊びはんぶんのバイヤーの
勉強不足ということなのであろう。
こうなったら、しかたない。また大都市ミラノへ戻った時に、
PECKにでも立ち寄ってみようと、
行ってみると、アッチャー。ケッコウケだらけ・・・。
CLUBの棚でおなじみのボトラーズ物はどれも倍近いお値段。
いくらなんでも手が出せません。
それでも、手ぶらでは帰れません。
それで結局、最初に立ち寄った、駅前のバールの棚に並んでいた、
ジオベネッテイの1970年の25年物を思い出して、
それを買って帰ってきたのでした。
ですから今回は、
「イタリア地方都市における酒屋の棚のモルト事情」という事で、
・・・以上。バイヤーの出張報告を終わります。
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