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■スキットルに「ブローラ」を詰めて。



昨夜は、CLUBのAIさんに、
ちょっとお願いして、あまた在るボトルの中から、
「ブローラ25年」を2オンス分けていただきました。
もちろんちゃんとチップ精算していますが・・・。

きょうは日曜日。
早起きをして、ポケットにスキットルを忍ばせ、
郊外の「滝」まで往く訳です。

そうして、日高山脈の清流で「ブローラ25年」を味わい、
木陰で酔いが醒めるまで、昼寝をしたり、読書をしたりして、
虫にさされて、きょうという日が過ぎてゆきます。

時々、クルマでやってくる人たちも、
一様に「時間」に追われる様に、すぐに去ってゆきます。
それは、ふと、
ファンタジーのなかにある「時間どろぼう」の話を思い出します。

(注)


・・・いまの世の中、「時間」について、ひとは何か勘違いをしている。

その、勘違いから醒めると、
自然も、モルトウイスキーも、本来の姿を取り戻すかのように見えてきます。

そして、それこそじつに贅沢な事なのだ。と実感いたします。
つまり、ほんとうの贅沢は、すぐ其処に潜んでいるのです。
それを知ると、世の中には「カネ」では買えないモノが、
たくさん潜んでいることにも気がつくのです。

・・・・・・・・・・・・・・・。

――ここで、暑い夏にぴったりの涼しい写真をUPしましょう。


これが、その滝です。

岩打つ水滴が、空中に舞い、
風が吹くと、さらに冷風となって飛んで漂っております。
そうして、ブローラ25年と融合する。

――それはモルトウイスキーにとっても、
ながい熟成で記憶の彼方へ遠ざかった、
母なる水の中へ、
ふたたび解き放たれる、瞬間でもあるのです。

つめたい谷川の清流は、
こうしてモルトウイスキーをやさしく包み込んでゆきます。
「生命の水」。

・・・ウイスキーは、こういう味わい方もあるのですね。
これがほんとうの、ウイスキーライブというものです。

――じつに、じつに・・・とんでもなく、うまいのであります。


バイヤーは、こうして適材適所。
海で、そして山で、シングルモルトウイスキーを味わう、
自称「ウイスキーライブ」で、
北国の短い夏を愉しもうと思っております。
その模様は、随時UPいたしましょう・・・。


――皆様も、是非、
これはと思う場所で、モルトの奥行きを実感してみてください。

(注)

#■MALT WHISKY

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