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■年輪 


郊外を走っていると、
防風林が伐採されて横積みされていた。
クルマを止めて写真をパチリ。

帰宅して夜。
18年・25年・30年・40年・50年・・・。
写真を見ながら、年輪を数えた。
細い幹でおよそ20年。太い幹でも50年か。
木の種類は違うけれど、
ウイスキー樽となるミズナラの、
樹齢100年という時間を、改めて想像した。

シングルモルトファンは、カスクハンターでもある。
風雪に耐え、時を刻む木々の姿を、
記憶のどこかに留めておきたい。

・・・都では桜花の爛漫の頃ですが、
北海道は雪解けの、これからが春はまだ先・・・
それでも、木々は確実に緑を帯びて、
写真でも中ほどの、枝先の色彩が日に日に変化している。
これもまた、美しい生命の静かなる表現なのです。

#■TOKACHI

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