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■2008 RYU’S CLUB BEST BOTTLE

――酒は値段相応である。
という考えは、昔から基本的に変わらない。
モルトも希少価値なら値も張るのであろうが、
一万円を越えるボトルにはそれなりの存在理由が問われ、
また、二万円以上ともなると、
「旨いのがアタリマエ」でその先の厳しいチェックも必要となる。

ワインでも、日本酒でも、無い物ねだりのように、
やたらと高価なものを有難がるのは、
分かっていない者のふるまいかもしれない。

しかし、みんなで楽しむボトルなら、
価格的に、5000円・10000円・そして15000円前後が限度なのだが、
これまでの円安で、その限界ラインが20000円前後で推移した。
これはもともと、5割高のイメージなので、
対ユーロ或は対英ポンドの対比は1.0~1.3までが、
輸出産業と違って、一般消費者の、暮らしのバランスなのだ。
これは、それぞれの国の公共料金等を見れば容易に理解できる。

そんな訳で、
昨晩の年間消費量がベースの「ベスト30」とは別に、
今年も一年間、CLUB会員の皆様に、
もっとも愛された、BOTTLEが決まりましたので、
お知らせいたします。

■RYU’S CLUB 2008 BEST BOTTLE
「BRORA 1981 AGED 25 YEARS」 SIGNATORY VINTAGE

・・・ほかにも、秀逸なボトラーズボトルが、数十本、
入れ替わり立ち代わり、CLUBへ登場いたしましたが、
シグナトリーの、このボトルは、ちょっと値段も張りましたが、
昨年当初から安定的に供給され、
CLUB会員の、モルト探求の奥行きを拡げる事に、
貢献いたしました。

■ここで、過去10年間のRYU’S CLUBの
過去の年度代表「BEST BOTTLE」をご紹介いたします。

☆☆☆☆☆☆☆
2007 年度代表ボトル  ボウモア21年。
2006 年度代表ボトル  ロングモーン1973。
2005 年度代表ボトル  グレンモーレンジセラー13。
2004 年度代表ボトル  ベンリアック 50L。
2003 年度代表ボトル  昔のグレンドロナック/昔のグレングラント。
2002 年度代表ボトル  ダルウィニーオーガニック。
2001 年度代表ボトル  ボウモア30年。
2000 年度代表ボトル  ラガヴーリン16年。価格破壊記念。
1999 年度代表ボトル  ハイランドパーク25年 200年記念。
1998 年度代表ボトル  ラフロイグ15年 アイラ系ブーム。
1997 年度代表ボトル  ローズバンクと昔のエドラダワー。
1996 年度代表ボトル  マッカラン12年・18年。
☆☆☆☆☆☆☆

■2005~2007年度代表ボトル
「グレンモーレンジ/セラー13」
「ロングモーン1973」
そして「ダンカンテーラー/ボウモア」

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