おはようございます。
あれ、雨でもないのに、ポタポタと雫が庭に降り注いでいる。
それはよく見ると、白樺の梢からおちる雫なのです。
枝先にはツララが出来ている。
庭のあちらこちらで、夜のうちに落ちた雫が凍って、小さな水溜りにさえなっています。
芽吹き前のこの時期、白樺(シラカバ=シラカンバ)は、
地中の雪解け水をたくさん吸い上げているのですね。
「――幹に耳を当てると、木が水を吸い上げる音が聞こえる。」
と言われるくらい、地中の水を大量に吸い上げる様子に、
昔の人々は、偉大な「生命力」を感じたのでしよう。
・・・そんな話を思い出して、さっそく幹に耳を当ててみると、
あれ、聞こえないなあ。
あれ、耳が真っ白になっちゃった。
白樺の樹液は、ミネラルやキシリトールを含み抗菌作用がある。
といわれているので、採取してみようかなと、この時期いつも思うのだけれど、
めんどうだな。で終わり。
#■TOKACHI