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シングルモルト駒ヶ岳 アサギマダラの里2022


本坊酒造コメント
マルス信州蒸溜所が立地する長野県宮田村。ここにある「アサギマダラの里」には
毎年9月後半になると、咲きほこるフジバカマの花を目指して多くのアサギマダラが訪れます。

宮田村で毎年開催される「アサギマダラの里フォトコンテスト」にて
最優秀賞を受賞した作品をパッケージに採用したシリーズで、
今回は黄色い花を想わせる豊かな香り広がるシングルモルトウイスキーです。

今年パッケージに使用した最優秀賞は北原雄一氏の「蝶と花の共演」という作品です。

香り
最初に軽やかなピート香と蜂蜜の酸味。
穀物の香ばしい旨味にバレル由来のスミレのフローラルが香る。

味わい
焼き立てパンのふわっとした穀物様の旨味と甘みが広がると
蜂蜜の酸味と甘味、軽やかなミントが出てきて、
直ぐに柑橘の綿のドライな渋みとなる。

加水後
蜂蜜入り清涼飲料水の爽やかな香りになる。

味わいはおろし大根の辛味と甘みに変わる。
ドライな印象がより強くなる。

後味
生姜汁の辛味と柑橘の綿のビターな余韻が軽やかに残る。

総評
ホワイトオーク主体でライトピート。
未熟感は出ていないが、香りと味わいのどちらも若さが拭えず、
ドライで特徴に欠けるデイリーなモルト。

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