某企業が社で購入した樽で、某ネット競売で売られていたボトル。
2006年ボトリング、Barrel、白州蒸留所21号棟-第14列-7段
香り
ナッティー、酸味がかったオーク(カスク)、
梨や葡萄のタルトを思わせる透き通った甘さ、
柔らかなエステルの揮発様、熟成した醤油。
味わい
ミドル〜ヘビーボディーで、辛く、ナッツのコクがあり、
塩と(かつてKnockdhuで経験した様な)鉄臭を感じる。
加水後の味わい
おが屑、ドライでウッディな白ワイン、瓜。
ライトで個性が抑えられ、飲みやすい。
後味
白ワインの後味に似ていて優しいが、タンニンのコクと葡萄の甘味と酸味がある。
適度に続くが、長くは無い。
総評
エステルのアタックが強めなのと、独特な鉄っぽさがあるので、
評価や意見は様々に分かれると思う。
でも「ナッツ」この個性は楽しい。
そしてフィニッシュの柔かで優しい姿への変化も楽しい。
今の所、山崎ではこういうモルトに出会っていないので、多分、
オフィシャルでは感じられなかった白州の個性の1面なんだと思う。
#白州