SMWSの07年春ボトルの名古屋試飲会(第1部)へ参加してきました。
毎度お馴染み、会場のBAR BARNSさん。
僕が到着する頃は大抵、まだ2人前後しかいないのですが、
今日はすでに沢山いらっしゃいました。
オープン前の会場はまだ静か。
クローズする頃には赤顔のほろ酔い人の笑顔と熱気で埋め尽くされます♪
ずらりと並んだ24本。
ボックスとカウンターだけでは参加者全員が入り切らないため、
SMWSの試飲会の時だけは、参加者もカウンター中に入って楽しみます。
今回は会場で2番の評判が高かったです。
オフィシャルのコメントの的確さも高く、コメントにキャラメルと甘栗を加えた感じ。
途中、温かくてジンジャーがとても綺麗に現れていました。
美味いモルトというだけで十分で、「2番」という看板は不要です。
そしてSMWSのボトルに加えてBAR BARNSさんオープン5周年記念の
山崎オーナーズカスク1986、ミズナラ樽20年を10ml、
1,000円での有料試飲もありました。
初めは何よりミズナラ特有の伽羅香がふわ〜っと漂い、
バナナ、バニラ、ブランデー、ドングリ等が荒々しく攻めてくるが、
時間と伴にメープルシロップに変わる。
(もったいな過ぎて香りだけ楽しみまくっていたのですが、
時間が経って香りが綺麗に変化しちゃいました。)
味わいは香りで感じたその物を感じ、快い甘み。
ブドウ様の酸味とドングリや栗系の渋味、そしてミックスフルーツ。
後味はビターチョコ、バナナの皮、ビタミンB様だが短い。
平井さんの「グラスの残り香を楽しんで」というご提案に従ってみると、
グラスにはドングリや鉛筆の木部、と思うとチョコの甘さ。
それが時間と伴にブドウ等のフルーツ様に変化し、
やがて田舎の土蔵の様な湿気って涼しい土。
さらに時間が経つと甘〜いミルクチョコ。
変化に富んだ、とても不思議な体験でした。
1本35,000円のこのボトル。すでに口コミだけで120本以上が完売しているそうで、
会場でも販売されていましたが、オーダーが入る度に場内の拍手で盛り上がりました。
それはもう「ここは銀座のクラブですか?」って程の盛り上がりでした。
そうそう、BAR BARNSさんでは残りのボトルも販売中ですので、
みなさんもいかがですか?
今日のBAR BARNSさんは太っ腹で、
113番のマザーウォーター?のスペイサイドグレンリベットウォーターを提供〜!
113番のスペイサイドグレンリベットウォーター割りをテイスティング。
名古屋で良かった〜と実感します。
BAR BARNSさんは太っ腹はまだ続き、
ニューボトルの「リキュール121番」を121番で割って
「ラスティーネイル121番」をいかがですか?
名古屋は基本的にセルフテイスティングなので、
ラスティーネイル121番も当然セルフメイキングかと思いきや、
「121番の13と17の飲み比べをしましょう!」と
思わず見とれてしまう、慣れた手さばきで
クルクル〜っとグラスをステアし出したBAR BARNSのスタッフさん。
素敵過ぎます♪
出来上がったラスティーネイル121番の13と17。
僕は13が好きです。隣りの20代の男性は
「リキュールと合わせて両方買いたくなる…」と頭を抱えておられました。
リキュール単体だけだと感じられなかった良さ。
まざまざと実感させてくれるのですから、そりゃぁ悩みますよね(笑)。
それにしても僕はすでに121.13を購入していますが、
なぜかこんなに美味くて安いボトル、まだリストに残っているんですね〜。
不思議です。
今回はカウンター内で試飲させてもらっていたので、
終了する少し前に、僕がいつも座っている真ん中のボックスへ出向いて
いつも同席していただいている岐阜のbar SUZUKIのマスターと
少しお話しをして会場を後にしました。
今日も楽しい試飲をさせていただきました。
WSJの皆様、BAR BARNSのスタッフの皆様、ありがとうございました。
#tasting