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山食09春


この日のメインイベントは「オードブルと愉しむ山崎2009春」
略して「山食」への参加です。

いつもの如くの申し込みも落選したのですが、今回はサントリーから落選された方々へ
参加キャンセルによる追加募集のご案内(先着順)メールが送られ、
僕は今回めでたく、その先着に入る事ができました。

席は別でしたがみゆきちゃんも同じく追加募集で参加されていました。


席に着くとテーブルには山崎101218年白州12年の試飲シングルモルト、
しっかりした量の山崎12年18年のシングルモルト、
そして山崎の仕込み水が並べられています。


オードブルのメニュー表


ウイスキーの飲み方、楽しみ方等のレクチャーが行われながら、
氷やプレミアムソーダが手際よく配られました。


山崎12年のハイボールを作り、いただきました。
今年のレクチャーでは「究極の」とか「すごい」という冠が付いていない
ハイボールでしたが、作り方は同じです。


いつもゆっくりマリアージュを楽しんで、タイムオーバーになるのが分かっているので
今回はガッツク様にいただく事にしました。


時計回りに、醤油豆、手造りハム 黒豚ベーコン、
京豆腐とちりめんのおやき、たかな新漬けの細巻き寿司仕立て

醤油豆が想像以上に醤油の臭みが全くなく、
豆本来のホッコリとした食感と軽い甘味があり、美味。
山崎12年のストレートが進みます。

手造りハム黒豚ベーコンは脂っこいので
エステル香豊かな山崎10年が良く合います。

豆腐とちりめんのおやきも美味で山崎12年をストレートで、
高菜の細巻きはウイスキーに合わせるというよりもチェイサー感覚でした。


時計回りに、季節の野菜のディップ
チーズの味噌漬け、鰆の照り焼き 白葱添え

野菜のディップに使用された「あけがらし」が美味で、
爽やかなソーダ割りが進みます。
(生葱だけは辛過ぎるので苦手でした)

中でも竹の子と山崎のマリアージュは最高で、
竹の子のエグ味と山崎のエステルが大変素晴らしい調和を生み出します。
(多分、以前にも同じ事を言った気がします)

チーズはニューポットが飲みたくなる醗酵臭です。
未熟感のある山崎10年と合いますね。

他社製品ですが「生まれたて」の醗酵臭がまだ濃く残っている
ウイスキー原酒とチーズのマリアージュはイケると思っています。

鰆は凄かったです。
照り焼きに使用された「牡蠣豊穣」が強烈に海臭さを香らせていて
「おい、誰かボウモア持ってきてよ!」と言いたくなる旨さでした。
取り合えず白州12年と合わせて楽しみました。

これまでに参加した山食で出された煮物では
「グレーンの利いたブレンデッドウイスキーが合う」と感じていましたが、
今回の煮物はモルト向きの美味な味わいでした。


柑橘果物のコンポート
チョコレートジャム バケットとともに

前回、落選して参加できなかった山食でも出されたチョコレートジャム、
これと山崎18年のマリアージュは参加前からの楽しみでした。

やはりデザートモルトとチョコ系デザートは文句無しですね。
しっかり楽しませてもらいました♪


今回も夜の山崎でした。


いつもめでたい山崎の文字。


帰りの新幹線車内でお弁当を食べながら、
3時間半かけて岐阜の田舎へ帰りました。

世界に誇る山崎蒸溜所へ片道たった3時間半で行き来できるなら、近い近い。(笑)

#tour of distillery

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