MENU

軽井沢 ROUGE CASK 2008


先日届いた
「軽井沢蒸溜所 VINTAGE 13年粗濾過 ROUGE CASK Chateau Mercian Barrel Reserve」
昨年のヴィンテージがまだ残っているので、飲み比べ♪

やはり色は1年分、ほんのチョ〜ッピリ差がある感じ。
でも写真にすると分かりませんね…。

12年は開封から1年近いので、流石に「開いた」のかな?
強烈なレモンの酸味も落ち着いて、トロミがかった甘味と軽いパフュームが出てる感じ。

13年は12年と比べて、基本的に同じベースの香り、味わいながらも、
(※12年のテイスティングコメント参照
12年を初めて香った時の様な、ヤンチャで強烈なレモンの酸っぱさは無くて、
少し落ち着いている感じ。

でもどうだろう?初めて香る方は、それでも13年に、
酸味を強く感じるのではないだろうか。

そしてやはり、軽井沢の栗の渋皮っぽいタンニンと、
桔梗が原メルロー(赤ワイン)のタンニンが見事に融合していて、
これぞルージュカスク!っていう、オリジナルな味わいを楽しめる。

フィニッシュのフルーティーなタンニンの残り具合が、これまたオリジナル。
良いね〜♪

12年と13年の差はそれ程に無く、同じヴィンテージの樽違いと言っても
誰も間違いを指摘できない位、同じ素質を持っていると思う。

昨年初めて飲んだ時、強烈な個性に、流石に参った感じがあったけれど、
飲み慣れてくると、中々「悦」で、なぜか愛おしくなってくる、不思議なモルト。

ルージュカスクは新しい軽井沢の顏として、
世界に発信しても良い、いや、発信すべきだと思うし、
ぜひコンテストに出品して欲しいと思う程のオリジナリティを持っている。

このモルトはモルト愛好家の日本人なら、必ず飲むべきモルトだと思う。
それほど個性的であり、素晴らしいジャパニーズシングルカスクモルトだと断言します!

なおルージュカスクは、関西ならば守口市のバーで、東京なら新宿のバー
今なら飲む事ができそうですよっ。みなさんも、ぜひ!

#軽井沢

この記事を書いた人