自分の好みを探す中で基準にしている感覚をひとつずつ書いてみようと思います。
・なんだか解らないけど、舌に突き刺さるか鼻につんと来るようなキンキンした感覚。
・ワイン、ビール、日本酒における苦手な銘柄ものにも共通する感覚。
このあたりの感覚を私は「アルコール感」と読んでいます。
他のテイスターの方が「アルコール感」と読んでいるものと同じかどうかは語り合ったことがないのでよく解りません。
たまにバーに行ったとき(いきつけというのはないので基本首都圏のバーの飛び込みです)にマスターに話題にすることもあるのですが、どうもその際の説明能力がないことが問題なのか、開けてしばらくたったボトルを差してこのあたりは「アルコール感」は比較的穏やかですよと仰います。
ようは普通に話題にすると実際の「アルコール濃度」という理解をされやすいのだと思います。
しかし、私の感じている「アルコール感」は例えAlc50%後半の開栓直後のボトルでも感じないことがありますし、46%の加水されたボトルでも感じるものは感じます。また、ワインの辛口というジャンルは(1万UPのような物を飲んでいないからかもしれないですが)ほとんど感じる気がしていて、あまりワイン自体を好んでは飲みませんが飲む場合にはドイツ系の甘口ワインを選ぶことが多いです。
その他には・・・そうですね日本のビールにおいては比較的感じやすい気がしますが、プレミアムモルツではあまり感じない気がします。ベルギービールもたまに飲みますがやはり感じるものと感じないものがありますね。
結局具体的なこの感じを与えている成分は今のところ良く解りませんし、家飲み主体の私にとって語る相手は妻のみですから、対して説明する必要もなく「こっちのボトルで感じてこのボトルで感じないトゲトゲしい感覚」というだけで良かったのですが・・・。
このサイトでどのようにしてボトルの評価をして行こうかは目下検討中ですが、この「アルコール感」は私にとっていらない物です。
従って、これを感じたか否かはできるだけ記載したいと思っています。
なお、いくつかウィスキー以外の物でアルコール感を感じないものの候補をこちらに出しておこうと思います。
ただ、あまり入手しづらいものは省いてできるだけわかりやすいものを選ぶようにします。
■ワイン
・マドンナ アウスレーゼ
・ピースポーター アウスレーゼ シュペルターゼ
■ビール
・サントリー プレミアムモルツ
・マルール 10、ダークブリュット
・デリリウム ノクトルム
■日本酒
・名手酒造 黒牛 純米無濾過生原酒
・郷乃誉 黒吟
#感覚について