ARRAN島からISLAY島まではフェリを乗り継いで行きます。
本日だけで、3回もフェリーに乗る事になります。
ARRAN島から対岸のキンタイヤ半島までが最初のフェリーです。
乗り場のあるクラナイグ(Claonaig)はARRAN蒸留所の近くです。
このエリアのフェリーはCALMACというフェリー会社が運営しています。
カンパニーカラーの黄色の看板が目印ですが、非常に分かりにくく見落としやすいです。
乗船時間30分程度なので、小さなフェリーのようです。
車の順番待ちも、番号の書いてある枠内に止めておくだけです。
このフェリー区間は、「予約が必要ない区間」となっており、ネットでも予約は出来ません。
それだけ利用者が少ないと言う事でしょうか?
フェリー乗り場の周囲には、これと言って見学する場所も無ければ、飲食する場所も無し。
唯一の賑わいのスペースがこのサンドイッチ店。パニーニを食しました。
しばらくすると、信じられないフェリーがやってきました。桟橋に直接接岸します。
今日は風が強いので、フェリーの運航が心配でしたが、「これくらいの風はなんでもない」的な
雰囲気の中、ドンドン乗船が進んでゆきます。
この時間帯は結局乗用車が7台程度、それに自転車と歩行者が数人でした。
最大でも15台ぐらいは、運べそうな感じでした。
バランスを取るため、センター付近に2列で駐車します。
風が強く潮の流れが速いため、蛇行しながらフェリーは進みます。
小さいので非常に揺れました。
30分程度で到着のため、車内で待っている人も多かったです。
フェリーから見るARRAN島はとてもキレイ。
スコットランドのミニチュアと呼ばれる所以が良く分かりました。
対岸のフェリー乗り場ロッホランザ(Lochranza)から半島を横切り、対岸に出ます。
キンタイヤ半島を15分程度で横断することになります。
対岸にあるISLAY島へ行くフェリー乗り場ケナクレイグ(Kennacraig) に無事到着です。
既に切符を購入済みなので、列に並びチケットを見せるだけでOKです。
この区間のフェリーは乗船車両がとても多く、大型車も多いため必ず予約しておきましょう。
予約がないと、まず乗る事ができません。
チケット売り場の後には世界の紙幣が貼り出されています。
残念ながら日本の紙幣は有りませんでした。
ISLAY島へ向かうフェリーはさすがに大きい。
到着港の関係で、フェリーの中でUターンさせられました。
また、沢山の車が乗船するため、車間もぶつかる直前まで誘導されます。
色々な工夫があるのですね。
出港後は半島の間の入り江を航行するため、非常に穏やかでした。
が、外海に出ると波が高く、かなり揺れました。
乗船時間は2時間。何もすることが無いので、かなり手持ち無沙汰になります。
フェリーの中の食堂はとても充実していて、皆さん楽しみにしています。
カレーやパスタ、当然ながらフィッシュ&チップスもあり、コーヒーと合わせて10ポンド程度。
ARRAN島には20時過ぎに到着するのですが、食べる場所は殆ど空いていません。
フェリーで済ますのがお徳です。
20時半頃にISLAY島ポートエレン(PORT ELLEN)に到着。
宿に到着し、のんびりします。
さすがに揺れるフェリーが続いたので、宿に着いてもフワフワしています。
宿の方に相談すると、電源用のアダプターを無料で下さいました。
このままでは使えないため、早速深夜に加工しました。これでこの先の電源に関してはひと安心です。
さあ、明日からISLAY島の蒸留所見学が始まります。
#2010 夏 Scot return