都内に10店舗を展開するATCF(アズザクロウフライ)の第1号店で、1995年にオープン。開業以来、すべてのウイスキーを1杯千円以内で提供している。店主の小林渉さんは、ウイスキー文化研究所認定「ウイスキープロフェショナル」有資格者で、ウイスキーの愉しみ方をやさしく手ほどきしてくれるはずだ。20時までカレー無料のサービスが好評で、それをきっかけにウイスキーを好きになった学生が増えてきたというから面白い。
「ブリュードッグ パンク IPA」 1,000円、「ラム肉のシェパードパイ」 900円
2007年4月、スコットランド北東部のフレイザーバラでオープンしたクラフトブルワリー「ブリュードッグ」。パンク IPAは、グレープフルーツ香が心地良い一杯で、大量のホップを贅沢に使用している。シェパードパイ(シェパーズパイ)は、羊肉(または牛肉)のミンチにマッシュポテトを重ねてつくるイギリスの家庭料理。写真はラム肉にカレー味がついていて、ちょっぴりスパイシー。
「モートラック レア オールド」(左) 1,000円
シェリー樽とバーボン樽を組み合わせ、オリジナルの樽で熟成されたノンヴィンテージ。まるで香水のようなボトルデザインが目を引く。品質が良く、小林さんが注目しているという蒸留所。
「オーヘントッシャン1996 アトマイザー18」(中央) 1,000円
当店をはじめとした、ATCFオリジナルのシリーズ「アトマイザー」の最新ボトル。「女性バーテンダーが注ぐボトル」をテーマに作られており、花柄のラベルとフローラルな味わいに思わず頷いてしまう。
「タリスカー10年」(右) 600円
冷凍したタリスカーをソーダ割りで供するスタイルは、ここ4~5年ほど夏場(6月くらい~)に好評だとか。銅製のマグでキンキンに冷やされた一杯は、暑い日にはうってつけ!
whisky house Vision
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1F
0422-20-2023
18:00~02:00(日・祝~00:00)
無休
チャージ 500円、サービス料なし
席数 14
ビール 600円~、ウイスキー 300円~、スコッチハギスとマッシュポテト 800円、明太子とウイスキーのパスタ 1,000円(以上、税別)
#今宵の一軒~東京都武蔵野市~