一昨日、珍しく友人T氏とbar-Rで飲みました。お互い目と鼻の先に住んでいる友人なのですが、最近お互いが忙しくて全然会えていませんでした。
といっても、BARに集合したのが日曜日の23時を過ぎており、次の日はお互い仕事。というわけで、なんとなくモルトをガシガシという気分ではありませんでした。軽めの物をさくっと飲んで帰ろうかと思っていたところ、マスターバーテンダーＳ氏から勧められたのが、なんと酒ではなく、ノンアルコール飲料。バーテンダーらしからぬレコメンドに少々苦笑い。でも16年という長いつきあいだからこそのおすすめ解釈します。２人とも元気なさげだったので、そんな表情をマスターが察知しなのかもしれません。
英国のボトルグリーンという会社が作っているスパークリング飲料だそうです。エルダーフラワーとあります。とりあえず飲んでみてよ、と言われてシャンパングラスに注がれます。なんか本当にシャンパンみたいな色してます。ノンアルコールなのにシャンパングラスに注がれるとそれらしく見えてしまいます。しかし、あたりまえですが瓶内２次発酵をしているわけでもないので、泡の粗さを見れば分かる人は一発でシャンパンの類ではないと分かってしまいますね。
色からしてジンジャーエール、もしくはエルダーフラワーはハーブらしいので、アブサンなどのアニス系なのかと思いきや、飲んでみてビックリ。鼻に抜ける香りはライチ、味はブドウみないな爽やか、かつ、若干オリエンタルな味。
なんかこれでカクテル作ったら面白いんじゃない？とマスターに問いかけたところ、いやーそれを酒で混ぜちゃうのは勿体ないね、とのこと。言われてみればそうかなぁとも思うし、ウォッカで飲んでみるのも悪くないかもと思ったり。とにかく炭酸飲料・オブ・ザ・イヤーを差し上げたいほど美味しい代物でした。
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