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ピアレス アベラワー

これ、ローンチされてから気になってたんですよね。アベラワーだろ!しかもピアレスだろ!!みたいな感じで。甘みや香り、ウィスキーとしての芯のしなやかさなんかがすごく女性らしいモルトだと思います。特に数年前までのアベラワーアブナックなんかは秀逸でした。(いまはシェリー樽フィニッシュというよりも硝煙樽フィニッシュといった感じですが。。。)このピアレスアベラワー、うまかったら家に1本欲しいなと思って、飲めるところを探していたところ、すごいタイミングで調布のBAR桂のユウ氏がブログで入荷したとのエントリを発見。なんだ、身近なところで飲めるじゃないか。 というわけで、昨日さっそく飲みに行きました。飲みに行く前にBAR桂近くにある、ラーメン屋に立ち寄ったのですが、いわゆる二郎系・・・食券を買って椅子に座ってから気づいたのですが時すでに遅し・・・二郎のラーメンって苦手なんです。あのラーメンはちょっとトラウマがあってだめなんです。

でも何とか完食し、吐きそうになりながらBAR桂へ。先ほどのラーメンの脂っこさをビールで腸内洗浄をしてからアベラワーをやることに。

オフィシャルないつものアベラワーに比べると幾分色が薄い。シェリー樽熟成ではないようです。Maturerd in Oak、本数が292本とあるのでホグズヘッドでしょうか。

香りをかぐと、あ~確かにアベラワーだわって香り。蜜と薄い柑橘のような香り、期待できそうです。飲んでみると強烈。トップノートは華やかな蜜と白い花の香り、その後、辛みがぐんぐん上がってゆき、最後は超ドライに。辛!!もともとのアベラワーの甘さって、なんていうか男の官能に媚びてくる甘さがあると思うんですけど、これはあきらかに違いますね。女性に対してルパンⅢ世や冴羽 獠みたいなアプローチをしてひっぱたかれちゃった感覚。

この辛さは一体何だろう。ABVが54.7%とあるのでアルコール由来の辛さなのかと思いきや、これは明らかに違う。刺激としての辛さというよりも、ホワイトペッパーのような辛さなんですね。でも確かにアベラワーの女性らしい芯ははっきりと感じることができます。いや、間違えなくアベラワーなんですよ。アベラワーなんだけど辛いんです。綺麗なんだけど強い女。そんな感じのモルトですね。マジで頭が混乱します。いつもはこんなことでひっぱたいたりしないじゃないか・・・みたいな混乱です。(え?わからない?)

でも、こういうアベラワーもありだと思います。飲んでみる価値はあると思います。飲んだことない人は探して飲んでみてください。

あきらめないでぇ~~~
↑(今回のアベラワーはまさしくこの人のイメージ!!)

#whisky and whiskey

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