日曜日に横浜エコライド2010に参加してきました。横浜エコライドは今回で3回目。私は2回目から参加しています。この大会は横浜のベタな観光地を回りながら約20kmをゆっくり走る、ローディにしてみたらちょっとぬるい大会です。今回は友人T氏、G女史の3人で参加してきました。今回のスタート地点はこのマリンタワーの麓にある山下公園です。受付は朝7:00~7:30とチョイ早めです。
我々が正門に到着したのが7:20。なんかいつもギリギリで到着してる気が。友人T氏が山下公園の停泊していたマリンルージュを指さして、「もんきちさんが船上パーティに呼ばれたら大変ですよね。だって遅刻したら、船が出港しちゃいますから。」と。・・・・そ、その通りである。友人T氏は近々結婚するのですが、式や2次会に呼んでいただく際は、船上パーティ以外でお願いしたいものです。
受付に行くと、すでに大量の人がいました。みんな青いTシャツを着ていますが、受付を済ませると、この青いTシャツを配られ、これを着て走るわけです。青が走者、赤がスタッフです。何百人が同じものを来て走ると、いつものことながら沿道の人に好奇の目で見られます。ちょっと恥ずかしいが、そこは赤信号、みんなで渡れば怖くない的な心理です。
受付直後にG女史のバイクにトラブルが。後輪のブレーキパッドがリムにあたっていると言い出しました。輪行してきたので、組み立てた際にVブレーキのバランスが崩れたようです。サドルバックに工具があったので、調整してあげようと思ったのですが・・・
会場にSHIMANOがメカニックのブースを出しており、出走前にここで調整してもらいました。プロにやってもらうのが一番ですからね。さすがプロ。あっという間に調整完了。
スタートは1分ごとに10名のウェーブスタートとなりました。1分毎といっても、先の信号で渋滞していたらスタートを遅らせるなどの臨機応変さがありました。この辺は東京CITYCYCLINGにも見習ってほしいところですね。まぁ、規模が全然違うからしょうがないですどね。
今回唯一の上り坂であるワシン坂です。日米和親条約のワシンやワシンさんという外国人が歩いていた坂など、名前には諸説ある坂です。結構な急坂ですが、距離は1キロもありません。わーい、坂だと思ってガシガシ上っていると、途中からみんながみんな自転車を押して歩いていて邪魔でのぼれない。大した坂でもなかろうに・・・などと思っていると、いわゆる森ガール並に上から下までばっちりキメて高級バイクに乗った女が「こんなきつい坂、上れる人のほうが少ないよね~~~」なんて言ってる。ゆるい、ゆるすぎる・・・「上れないほうが少ないんだぞ!」と喉から出かかりましたがやめました。
坂がなぜ好きなのかというと、上った後にはご褒美があるから。今回はダウンヒルのご褒美ではなく、景色のご褒美です。右に鶴見つばさ橋、中央に横浜ベイブリッジが一望できる横浜でも有名なスポットです。みんな自転車を止めて景色を堪能していました。
坂を下りて元町商店街を過ぎて今度はコットンハーバー方面へ。途中、関内駅近くにあるNHK横浜放送センターが新しくなっていてびっくりしました。いつの間に・・・横浜も変わっていってるのですね。
赤レンガ倉庫前です。この辺はちょっと前までAPECの関係で全国の警官がウヨウヨいたものです。ちょっと前にその警備をしていた警官に田代まさしが捕まったのはあまりにも有名ですね。
そしてAPECの会場だったパシフィコ横浜が見えてきます。よくこんなところでAPECなんてやってたなと思ったのですが、考えてみたら、この周辺に一流ホテルがウヨウヨあるんですよね。集中して警備がしやすい環境といえばそうなのかもしれません。でも、そんなところにホイホイと行ってしまった田代まさしって一体・・・
今回、唯一のエイドステーションである、日本丸メモリアルパークへ。横浜市の水源である山梨の道志の水とゼリーが配られていました。ここでしばしの休憩。でも、この日はちょっと寒くてじっとしてると体が冷えてしまいそうだったので長居はしませんでした。
さらに進むと新高島駅前へ。写真右がライブハウスのYOKOHAMA BRITZ、左がNISSANの本社です。最近は劇団四季のキャッツの劇場なんかもあります。
その後、コットンハーバーなどを経由して、合計20km弱走って山下公園に戻ってきました。1時間30分近くかけてゆっくりと走ってきました。最後はゲーム大会などで盛り上がりました。じゃんけん大会ではFELTのピストやGTのMTBが当たるとあって非常に盛り上がりました。
G女史に感想を聞いてみると、ちょっと物足りなさそうな様子。距離的にもうちょっと長くてもいいかなと申しておりました。さらに、同じコースをもう1回走ってこようかなどと言い出す始末。来年あたりにロードを買うなんて言ってくれるといいんですけどね。 でも、ブルべばっかり出て自分の限界に挑戦するのもいいですが、たまにはこうしたゆるい街乗りをして自分の住んでいる町の再発見をしてみるのもいいかもしれませんね。
#cycle