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セーブしたつもり...

 一週間の禁酒の後、神保町へ出かけたGIANです。

  

 一応、調子に乗って飲まないことを念頭に入れて、店に入りました。「まずはソーダ割りにしますか?」との店主の問いに思わず、「はい」と言ってしまうGIAN、前途多難です。でも、久しぶりに飲んだオールドボトルのソーダ割りはうまい。

 そして、今日のお勧めは、Glenmorangieの10年とDTのLaphroaig13年でした。ソーダ割りで体がバーモードにはいってしまった(?)ところで、まずはモーレンジ。今はもう懐かしくなってしまったラベルを眺めながら、アロマを楽しみます。まだ少し硬いかな、と思いながらグラスを回しては香を確かめます。そんなところへY氏登場。マスターとのお話に聞き耳を立てながら、だいぶ香が良くなってきたと少しずつモーレンジをすすりました。

 せっかくだからと店に来る前に書店で買ったpenとBrutusを引っ張り出し、話題提供。Brutusの特集記事「20年通えるバー」のサブタイトルに「30代のバーテンダーと築く、いつまでもつながれる大切な場所」と合ったのですが、この30代のバーテンダーというところが気にくわないというのが、40代のマスターのお言葉でした。確かに、GIANのよく行くバーのバーテンダーって同世代が多いんですよね。

 さて、雑誌の話題も尽きて、Y氏もお帰りになられ、グラスの中のモーレンジもなくなったのでDTのラフロイグを頂くことにしました。このラフロイグ、オフィシャルのものよりヨード系のピートが強い気がしました。でもピートのスモーキーさに慣れてくるとシトラス系のフルーツが薫ってきます。実に旨い。

 最初はこれで変えるつもりだったんです。ソーダ割りを入れて3杯、節酒中にはいい具合です。しかし、流れの関係で締めはロングモーンでということになり、その前に何かはさんでと言われ、さらにラガもありますよと追い討ちをかけられ、節酒中という心が折れそうになりましたが、何とか踏みとどまり、TDのタリスカーとGMのロングモーンをハーフで頂くことで自分にけりをつけました。マスターごめんなさい。

 TDのタリスカーはあくまで優しい口当たりで素性を隠しておきながら、喉を過ぎたあたりから俺は実はタリスカーだと主張してくるずるい奴です。ミンティな1969のロングモーンはいつ飲んでもうまいです。結局トータルで4ショット、ちょっとオーバーかなとも思いましたが、ロングモーンで締めた分、精神的には良かったように思います。一応、予定通り、明日から2日間の休肝日をはさみ、仕事が早く終われば木曜日にパークホテル東京に行こうかなと思っています。

#バーホッパー

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