昨夜というか深夜にワインパーティに参加した。
場所は、平塚市にあるBar AmberTime。私の日記やブログにはちょくちょく出てくるお店なので知っている人も多いと思うが、私をモルトに引き込んだお店であります。このお店では10年前くらいからお店が終わる25時からワインパーティを不定期にやっておりまして、私もよく参加してました。時間が深夜な性もあり、大勢集まるものでもないのですが、私は結構参加してる方でしょう。
そんなワインパーティがひさびさにあるというので仕事が終わった後、平塚にやってきました。常宿になりつつある駅前の東横インにチェックインして、シャワーを浴びた後、ひと眠り。昔は一睡もせずにワインパーティに突入したんですが、今は少しでも寝ておかないと朝4時まで続くワインパーティについていけない。
前置きが長くなりましたが、25時の10分前に店に着き、フツーのお客さんが帰路に着くのを待ちます。そして残ったのがパーティ参加者。今回はマスターを入れて4名とすこしさみしい。それでも毎回何かが起きるというのがこのワインパーティなので楽しみでした。
パーティの準備ができるまで、ルロワのボジョレーヌーボーで体制を整えます。今年のヌーボーは可もなく不可もなくといったところでしょうか。
今回は4名なので、出てくるボトルは白赤1本ずつの予定。ますは白ワイン、パタール モンラッシェ タムデフランデル。トップノートを感じた時、思わずサバ缶?と思ってしまった。少し冷えた状態はすっきりしているが、温まってくるに従って甘みが出てくる。クリームチーズをつけたぶどうパンといっしょに頂く。
次の赤ワインが今回のメイン。シャトー・ローザンガシー1959です。ローザンガシーはマルゴーのグランクリュ2等の畑だそうです。オールドビンテージを開けるときは、いつも緊張感が漂います。まずはマスターが慎重にコルクを開けます。大体はコルクがボロボロになってうまく抜けないケースが多いのですが、こいつはきっちりと抜けました。リコルクはしていないようです。コルクの香りと状態から、中身が十分期待できました。そして、デキャンタ、さすがにかなりの量の澱が残りました。
そして、グラスに注ぎ、香りを楽しみます。ここのワインパーティでは香りの変化を楽しむため、一度にたくさんグラスに注がず、3杯ぐらいに分けて頂きます。さあ、香りは? 熟成感、芳醇な香りが活きています。まだ飲み頃ではないのではと思うぐらい若々しい感じもします。ブルーチーズが良く合います。オールドビンテージのワインは飲んでいる間にへたってしまうものも多いのですが、このビンテージは、変化もありませんでしたが、その分最後までよい香りを保っていて、最後の一滴まで楽しめました。
そして、赤ワインを飲んだ後は、クラレット・ブリューで楽しみましょう。大層な名前ですが、要は赤ワインを飲んだグラスにビールを注ぐだけです。しかしこれが実にうまいんですよ。ワインを飲んで少し喉が渇いた時、冷えたビールを同じグラスで飲んでみて下さい。ビールの泡と一緒に赤ワインの香りが弾けて一味違うビールが飲めます。
といったところで午前4時、ワインパーティもお開きです。私はこの後、ホテルに帰って爆睡でした。でもしっかり9時すぎに起きて、10時ぎりぎりにチェックアウトしました。でも、電車の中でまた爆睡でした。
明日の28日は赤プリでWhisky Festivalですね。私はボランティアとしてどこかのブースのお手伝いです。見かけたら声をかけて下さい。
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