MENU

ティスティング会(6/9)

非常に久々の日記です。
これからはもう少しまめに書こうと思いますので、よろしく。

さて、久々の日記は先週の金曜日に行われたテイスティング会の模様。
参加者は、土屋代表と岩楯さんは当然として、澁谷さん、林さん、(以後伏字)KWさん、HOさんと私です。

まずは、アイラバーTOKYOのヘーゼルバーン
フレッシュポート樽(ホッグスヘッド)のヘーゼルバーン。スプリングバンクで保管されていた樽を購入してプライベートボトルとして出したもの。1997-2006の8年もの、56.1%なり。
色は、ピンク(オレンジに近い)。開けたてはつんつんした感じがあったということであるが、今回は甘酸っぱいシードルのような香り、オイリーで多少メタリックな感じもする。味わいは綿に含ませた砂糖水、加水すると多少渋みが感じられるがライトボディで飲みやすい。86点(スコ文研式)
次は、オフィシャルのインチモーン。ロッホローモンド蒸留所のモルトの一つ。4年ものの45%。
ピーティッドシングルモルト、アメリカンオークのホッグスヘッド、ノンチルとある。しかし、ピートは感じられない。というか4年物では、ニューポットぽい風味が支配的でひまし油のような味もする。焼酎としてなら売れるんだけどな(林さん談)。72点
3つ目はロングロー、100プルーフ、オフィシャル10年57%
口直しとなったロングローであるが、ロングローに求めるイメージとはかけ離れた味わい。これもライト志向のなせる業か? 色はしっかりしているのだが黄粉や雑穀のような香りがする。口当たりは柔らかく甘い、その後、ドライとなりピートが感じられる。木屑っぽい感じもする。77点。
4つ目はAILSA CRAIG(アリサ クレイグ)、1984の21年もの、58.5%、シールダイグ・コレクションのタリスカーである。
草っぽい香りとチェリーのような甘い香りが混ざって独特な香りが感じられる。味わいはタリスカーらしくスパイシーであるが、やや軽く粉薬の感じがする。昔のタリスカー10年なんかは強烈だったんだが、タリスカーお前もかという感じである。81点
最後は、GMのアードベッグSOSである。1996年、53.4%、GM最後のアードベッグ?と思ったらもう一つ出るらしい。と言うのも、裏ラベルにある駅名が最後まで達していないのである。
しかし、この年のアードベッグはうまい。香りはタール様の苦い香りと蜂蜜の甘い香りが混在。口に入れるとスーッと入っていくがすぐに口の中で弾ける様にドライに変化する。85点

テイスティング終了後、HOさんのオーストラリア土産のウィスキーを試飲、独特の香りと味、どうやら人工のフレーバーらしい。オーストラリアは何でもありか? と、そこで土屋さんがタスマニアのウィスキーを出してきた。これは一応モルトらしいが独特の味であることは確かであった。

#イベント

この記事を書いた人