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ぐい呑でカフェ

あるクレジット・カードの会員誌に、白洲信哉氏(白洲次郎氏の孫)が書いたシングルモルトに関する記事がありました。そしてその記事には、シングルモルトを陶器で飲んでいるカットがいくつか添えられていました。

「ジャパニーズなら合うかもなぁ」…と思って、私も真似してみました。

私が持っていて、人様にお見せできる陶器と言えばこのぐい呑くらいなのがお恥ずかしいです。そして、ジャパニーズ・ウィスキーは、先日記事で書いたニッカ『シングルカフェモルト12年』しか持っていないのがこれまたウスケバ的にはかなりお恥ずかしい限りです。

ぐい呑で飲んだほうが、器の口に当たる部分が厚い分だけ、心なしかまろやかで甘く感じます。ガラスの器でこれだけぶ厚いと野暮ったい感じがしますが、陶器だと何の違和感がないのも不思議です。


ニッカ シングルカフェモルト 12年 
Nikka Single coffey malt 12 years (55%)
【色】 赤銅色。
【香り】 ユーカリ油。大麦のもみ殻。青い麦。新緑の芝(グラス・スキー?)。
【味】 最初は無味に近い? やや時間をおいて甘味。クリームのようなテクスチャ。
【ボティ】 ライト ~ ミディアム。
【フィニッシュ】 おだやかだがすっきりとドライ。余韻はややオイリー。


このモルトを初めて飲んだ時の素直な印象は「これってグレーン・ウィスキーじゃないの?」でした。
あるいは、ジュニパーの香りがあまりしない、ライトなジンです。

呑んだくれさんが紹介記事で引用されていた「グレーンウィスキーの原料を麦芽100%にする」(「琥珀色の夢を見る」P194)という意思を具現化したのがこれであれば、このモルトは100点満点です。

では、麦芽100%のグレーンウィスキーとは?
そもそも、法律上としてではなく、モルトとグレーンの違いは?
私が理解しているグレーンウィスキーの特徴は、実は、スチルの形状の特徴?

これらの疑問をきっちり押さえておかないと、このモルトは十分に理解できないように思えるのですが。。。みなさんからのご教示とご意見、コメントをいただければ幸いです o(_ _)oペコッ

#モルト

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