■まず、キャンベルタウン・スプリングバンクの1969。34Years。
それはあたかも20世紀マエストロの時代最後の輝きを、
呼び起こすようなRARE RESERVEである事を、
開栓以前から期待します。
■そして復活なった、グレンドロナック。
今回はあらたに33年がラインナップに加わりました。
■7月のおすすめモルト「GLENTURRET」
「ストラスアイラ(1786)」
「リトルミル(1772)」と並んで、
「グレンタレット(1775)」も、
今日に伝わる長い歴史ある蒸留所のひとつです。
オイリーでなめらか、飲みやすいタレットは、
あまり個性を主張しないタイプですが、
そこがまた、そこはかとない、
「品格」を感じさせるのです。
バイヤーとしては、
此処のところをもっと味わってもらいたいと思い、
PIC UP致しました。
■昨年来人気のケルティックシリーズですが、
この夏は、
ロングモーン1966 44年
グレングラント1966 43年
そして、
クライヌリッシュ1972 37年
モートラック1974 35年
と登場いたしました。
夏の夜空に燦然と輝く星座のように、
GMの長熟モルトで、
この夏の至福の時をお過ごしください。
ついでに、バイヤー的に、
これらのボトルをイメージした、
懐かしいCDアルバムもご紹介いたします。
■ロリーナ・マッケニット
「ザ・ブック・オブ・シークレット」
これはケルティックミュージックの最高作だと思う。
まさにGMのケルティックシリーズにピッタリの音楽だ。
■「ブッダ・バー」とはパリ・コンコルド広場近くのレストランでの、
DJクロード・シャルによるコンピアルバム。
これももう10年前の話だけれど、この頃は無国籍のノリが流行った。
たまたま新譜のこのCDに出合ったのもNYミートマートの辺りだった。
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