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■「畑」へデビューする前に



都会では、新入生や新入社員が目立つ4月ですが、
とかち地方では、雪の消えた畑が、にわかに活気付いています。
ビート(甜菜)の苗も、だいぶ成長して、畑テビューも近いのです。



ビートは三月上旬、まだ雪に覆われたビニールハウスの中で、
苗が大切に育てられ、四月の連休頃、畑に植え付けられます。
砂糖の原料となる根の部分が、少しでも大きくなるように、
育成期間をながくして秋の収穫を待つのです。
そうして1個およそ1kgのビートから、
コップ1杯、約160gの甜菜糖が出来るのです。
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またその頃には、「ジャガイモ」も畑に植え付けられます。
写真は、農家のおばさんが、
ひとつひとつ包丁をいれて、均質化させている種イモ。
これたいへんな手作業です。
ジャガイモの種類は「トヨシロ」。
9月に収穫されて、ポテトチップス工場から店頭へ、
「なんとか味」のポテトチップとなるのでしょう・・・。

以上、農事通信員のバイヤーでした。

#■TOKACHI

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