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火樽 バーンザバレル BURN THE BARREL Y’sカスク


リカマンコメント
2016年に大好評を博したマルスウイスキーの「火樽」。

待望の第2弾がモルト100%で限定復活!
モルトが心地良く香る芳醇スモーキーなウイスキーに仕上がりました。

前作のモルトとグレーンを掛け合わしたブレンデッドウイスキーとは異なり、
今回は複数の希少なモルトを厳選し、モルト100%をブレンドした
ライトリーピーテッドタイプに仕上げました。

蜂蜜やドライフルーツを想わせる甘い香りと心地よいピート香。
今では極めて希少な存在となったマルス蒸溜所が造る芳醇なモルトウイスキーを是非ご堪能下さい。

香り
しっかりとしたピート香に尖った酸味。
バレル由来のスミレの様な華やかさとレモンの酸味を感じられる。
加えて若いモルトと思われる醗酵臭と新樽の様な楢の木の匂いが漂う。

味わい
深みや広がりが無く、若いモルトらしい
白砂糖のシンプルな甘味が口に広がる。

加水後
香りは醗酵臭が開き、ピート香の酸味と共に広がる。

シンプルな甘味は加水でも変わらないが、ほんのりと酸味も感じられる。

後味
炭の様な焦げが口に苦く残る。
ただし鼻から抜ける軽やかなピート香は白州のソレととても似ている。

総評
本坊酒造自らが若過ぎるモルトを10,000円前後で販売している昨今、
薄味ながら、5,000円強で同じ方向のモルトウイスキーを売り出す事には
一定の価値と意味があると理解できる。

ただし若く、味わいが薄く、マルスの個性も感じられないので、
マルスウイスキーという期待については裏切られる。

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