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バル ア ヴァン タテルヨシノ


ホテルの客室へ荷物を置いた後は、お楽しみの
日本初のソサエティ・オフィシャルBAR「バル ア ヴァン タテルヨシノ」へ

店内は「コ」の字型をしたカウンター(写真右手)、
窓際のミニテーブル(写真左手)、
ラウンジ(写真奥)の3エリアから構成されています。

ソサエティのボトルがずらりと並んでいるのを想像していた物だから、
全くソサエティを感じない雰囲気に、肩透かしを食らった感じでした。

オフィシャルBARとしての正式なオープンが、
ウイスキーマガジンライブの後らしいので、仕方ありませんが、
そんな事はホテル予約前に予め教えて欲しかったです。


ソサエティのカードを提示しましたが、案内されたのは窓際のミニテーブル。

これはツマラナイな〜、と見渡すと
「コ」の字型をしたカウンターの一辺には1組のカップル、
カウンターの対面には会社の上司と部下らしき男性2人1組、
ラウンジに1組がいらっしゃったので、

ゲストの「プライベート」を重んじるホテルならではの心配り。
だったのでしょう…。orz


そしてボトルリスト。

黒字の一般金額と、赤字のソサエティメンバー料金が記載されています。
何よりモルトはソサエティらしさが無く、蒸溜所の名前が明らかでした。(笑)

その上にナンバーが記されていないので、いつ頃の物かも全く分からず。
サブタイトルも無いし、不親切なリストだなぁと感じていました。

もちろん、ハーフの設定はありません。
相談してみましたが、応じてもらえませんでした。
フルショットでしっかり感じてくれ!というポリシーなんでしょう。


取り合えずオーダーしたのは、ウィンターボトル試飲会へ参加できず、
飲めなかった45.21と4.121。

で、テーブルにディーサイドミネラルウォーターと、
すでに注がれたグラス2つが置かれました。

「ソサエティメンバーなんだから、この違い位分かるでしょ。」
と暗黙のメッセージを感じましたが、
「分からなくなるといけないから、グラスの横にボトルを置いてもらえませんか?」
とお願いしました。しかし
「他のお客様のオーダーが入るかもしれませんので。」
と断られました…。
(ちなみに、その後ウイスキーをオーダーするお客様はいませんでした…。)

取り合えずコースターに蒸溜所名を書き込んでから、いただきましたが、
気分がノラナイのか、どちらもそれ程には美味しく感じる事ができず。

また”もるとや”で飲んできた後なので満腹感があったにも関わらず、
ソサエティのオフィシャルBARなんだからという、
もったいない感も手伝って、最後に24.98を。

古く美味しいマッカランを飲んだ事が無いので分かりませんが、
最近のオフィシャルの12年と通ずる味わいでした。

ソサエティのトレーニングを受けたというスタッフのウンチク等も聞けず、
3杯を1人で静かに飲んで3,927円(ホテルなので料金の他に、
サービス料10%が加算し、含まれています)でした。

この間、携帯電話でモブログしながら、僕の相手をしてくれたのは
まぎれもなくウスケバだったのですが。(笑)

3,000円支払って参加し、メンバー同士でアレコレして、
楽しく、バラエティ豊かに飲めるソサエティ試飲会の印象とは違い過ぎて、
BARの様に話し相手がいる訳でも無く、相席はあり得ないホテルバーで、
かといってホテルの様な洗練された柔軟な対応も無い。

日本初のソサエティ・オフィシャルBARの初体験は、
良い印象を全く感じられないものとなってしまいました。

#whisky

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