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恋愛相談8

最近、牛丼率の高い参段ですface03。今日はスーパーの牛丼・・・でも昨日は生駒寿司の太巻きを食べましたicon28

今日は特にする事もなかったので、引っ張るお話の続きを・・・ボクサーとしての自分の将来に希望が見えなくなっていた僕は練習にも身が入らずにいたかも知れない・・・自分の事も信じられなくなっていたのかも知れません・・・face06

試合が決まると、契約体重まで減量する為に食事も満足に取れない、対戦相手と似たタイプのスパーリングパートナーを探してスパーリング、日々の練習・・・アルバイトもしながらの辛い生活・・・それに耐える事が出来てやっとリングに上がる事が出来る。

しかし、試合で負けてしまうと、今までの過程が全て否定されたような気持ちにさいなまれる・・・KO負けを喫してしまうと・・・その過程どころか、僕の人格全てを否定されてしまったかのような錯覚にとらわれていました・・・face07

プロボクサーと言えど、それだけで生活をしていく事は出来ない・・・日本チャンピオンになったとしてもそれだけで生活は出来ない・・・世界チャンピオンになれる器ではない事はもうわかっていた・・・目も悪くした・・・パンチドランカーになった人も見てきた・・・ファイトマネーと言えどたかが知れている・・・気持ちが弱かったのでしょう・・・結局、3年間しかボクシングはしなかった・・・今、振り返って考えると僕はただの憧れだけで、本当はボクシングが好きではなかったのかも知れないと時折、考える時があるface06

リングの上は勝者と敗者の姿を明白に映し出す・・・強い者だけが生き残り、弱い者は去っていく・・・ボクシングは残酷で美しい・・・スポーツというには一線を画しているように感じる。

そんな気持ちを抱えながらも僕は普段通りの生活を続けていました。アルバイトをしながら、ボクシングを続けるという生活を。

そんなある日の事、僕はいつも通りにジムワークを終え、疲れた体を引きずりながら、練習着などが入った重いカバンを肩から下ろして、いつものように古いマンションの錆び付いた重い鉄の扉を開きました。

すると、そこにはいつもの部屋とは少し違った風景が目に飛び込んできたのですface06

#日々の出来事

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