敬老の日前日は、まず雨の中の芋掘りから。
ゴツ目のレインコートのせいで蒸し暑く、
汗だくになりながらも、重たい土を掘り返す。
それから、妻の祖母宅で話をした後に栗拾いを。
これまた、大量の栗をイガから出すのが、
娘3号と2人がかりでも汗だくで。
栗は皮むきが大変だったけど、
芋も栗も、美味しく食べました。
季節ものはうれしいですね。
さて、今日はGlenmorangieを。
まずは、DornochとDuthacです。
Glenmorangie "Dornoch" 43% 700ml Lightly-Peated-Ols/Ex-Bbn/Amtl
Glenmorangie "Duthac" 43% 1L PX/Vgn-Oak for DFS
前者は軽やかにシェリーの香り良く、塩気とピートが軽快に締める。
後者はやや重鈍目にシェリーが乗り、開くのに時間を要するか?
開栓近くで味見程度でしたから、
少しのコメントです。
次は、1981年蒸留のManager's Choiceです。
Glenmorangie 1981-98 54.5% 70cl "Distillery Manager's Choice"
モレンジらしく、麦、蜜、シトラス。
ただ度数のせいか、キレというよりはドライ。
キリッとした輪郭。
甘くアップルパイに流れるかと思えば、鋭利なシトラスに戻る。
引き締まって旨いけれども、ちょっと色気に欠けるかな。
充分においしいのですが、MCとなると、飲む前にハードルを上げてしまうから、
加点法よりも、減点法で、粗さがしをしてしまいがちになるので、
そこは、反省すべきところかなぁと。
次は、Tain L'Hermitageです。
Glenmorangie 1978 "Tein L'Hermitage Finish" 43%
少し酸味を連れてブドウ。
木材の甘酸っぱさ。香木或いは木くずの香り。
フィニッシュであるが、コーティングしたような後付けの甘さではなく、
熟成感のある複雑な味わいが、
麦感のあるボディに溶け込んでいる。
圧倒よりは上品系ですが、
フィニッシュの薄皮貼り付け感ではなく、
良くできています。
次は、1972年蒸留の"Single Barrel Vintage"です。
Glenmorangie 1972-94 46% #1747 75cl "Single Barrel Vintage"
ミルキー、濃い麦感、ピート。
華やかさを想定していたら、その強さに驚く。ヘザーはどこ?
ミルクチョコ。
オレンジは酸味を抜いて。
イライラする当たり無く、くるむように暖かく包む感じ。
予想外に力強い、押しのある味わいです。
でも、ゴリゴリではなく、厚く包む優しさも同居しています。
次は、90年代ボトリングの10年熟成です。
Glenmorangie 10yo -90s "Head Cooper, The 16 men of tain" for DFS
リンゴ、桃、ブドウを混ぜたような果実のネクター感。
甘さ控えめに杏仁豆腐かココナツミルク。
優しく麦キャラメル
ホワイトチョコ。
練り感と混和感にもう一伸びを欲するが、
愛すべきゴクゴク系であるのに変わりなし。
適度にオールド感も出ていて、
飛び抜けてはいませんが、
好ましくて嬉しい味わいです。
次は同じく10年熟成ですが、
特級表記の国分・野澤組ボトルです。
Glenmorangie 10yo -80s 43% 750ml Kokubu-Nozawa Tokkyu
麦感たっぷり。
透明感高いよりは、ザラメ?やや香ばしさも含んで。
加糖ジュースのような、ブドウ、りんご、桃。
やはりゴクゴク飲める安心の定番オールド。
オールド感バリバリではなく、
適度に引き締まって、
ダレずにゴクゴク系を楽しませてくれます。
さて、また更新間隔が開いてきていますが、
次回はすぐに書けるかなぁ。
って、もう9月が終わりだわ。
では、ごきげんよう。
※ 1981年蒸留のManager's Choiceを追加。
#Glenmorangie