写真左は、
ベンリアック蒸留所に買収されたらしい
OBグレングラッサ/エボリューション
エクストラ・バーボン、ではなくて、
エクストラ・テネシー・カスクの57.2%
恐らくこの度数であれば、
カスク・ストレングスであろう、
現行品OBのカスク・ストレングスで1万円以下のものは、
チャレンジしてみる価値があるはず、
との思いで購入。
写真の通り、
案の定、
コルクがキチンとしまりません。
と言うのは、同じようなボトル形状の
写真右の500mlグラッサも、
そうだったからです。
販売元に問い合わせたら、
ウィスク・イー曰く
コルクと中身の間の「空気の量」が少ないから、
と言う返答でした。
つまり、開栓したらすぐに飲んで、
液面を低下させろ、
と言うことみたいです。
昼に開栓し、
香りだけ確認して、
夜になってから飲む、
というのが定番コースなのに。
かなり上から押さえつければ、
何とかなるのですが、
昼間から飲む羽目になりました。
バーボン樽「系」の華やかで甘い感じが良いです。
軽いピート感も好印象で、
コスパはかなり高いでしょう。
そう考えると、
700ml換算で、
価格差10倍まではいかないにしても、
写真右は、
写真左と比べれば、
良い意味での「段ボール・リトルミル」と
「パヒューム・ボウモア」の融合による、
「複雑さ」と「味わいの深さ」を備えた
素晴らしいボトルと言えます。
で、悪い習性で「もしかしたら、混ぜて造れるかも?」
と思ってしまい、
以下の写真右から4本を
「バンデット」させてみました。
香りはそれなり似ているのですが、
味わいは全くおよびもつかない白物でした。
ただし、比較しなければ、
それなりにこの「バンデット」も美味しいのですが!