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新しいラベルのSMWS

 ウィスキーって適度に飲むと、飲む度に体調が良くなっていくなあと不思議に感じるGIANです。

 ホントに、たまにガバッと飲むのはよくないのよね~。適度な頻度で適度に(他人には適度ではないようだが)飲むほうが、次飲むときにさらに調子が上がるのよね~。なぜだろう。てな具合に飲むと休肝日なしのエンドレスになりそうなので、ベストは2連投の中1日がよろしいようです。

 さて、月曜日は、7日から14日までパークホテル東京で開催されているソサエティのテイスティングウィークに行ってきました。いつもの窓際の席で、隣のビルのオフィスで遅くまで働いているのを眺めながら飲むのが好き!とぉーっても優越感に浸れるから。という訳で、まずはアサヒビール熟撰を飲みながらサンドイッチを食べる。なぜサンドイッチかというと、このバーのサンドイッチには山盛りのポテトチップスがついてくるので、サンドイッチをたいらげた後もテイスティングしながら摘まめるからです。

 さあ、ウィンターリストを頂いてどれを飲もうかなと眺めると、19種類のモルトと1種類のグレーン、多過ぎ!とても制覇できない。ということで、行き当たりばったりに注文することにしました。

 まずは、2.73のグレンリベットから...

1. 2.73(Glenlivet) 「カリブ海のビーチ」 1992-16yo 52.0% Refill Hogshead
   リッチでフルーティ、豊かなバニラ、ウッディネス。フレーバーもそのウッディさが気になった。
   加水するとピーチや洋ナシのアロマが立ってきた。少し酸味が立ったフレーバーとやはり少しウッディネス。

2. 26.57(Clynelish) 「まさしくかんしゃく玉!」 1983-25yo 55.4% Refill Hogshead
   アロマは、木の板、バニラ、ナッツ、ピーナッツの渋皮。
   口に含むとオイリーでクリーミーな舌触り、メロン風味のホイップしてない生クリーム
   加水するとバニラやフルーツの香りが立つ。フィニッシュにペッパーが感じられる。

3. 4.128(Highland Park) 「防水布(Ground Sheet)にお知ら傷のある洋ナシ」 1984-23yo 52.1% Refill Hogshead
   洋ナシの香りがふわっとまとわりつく感じ。フレーバーはトロピカルフルーツとわずかなミント。

4. 29.73(Laphroaig) 「BFD(Big Friendly Dram)」 1998-11yo 58.6% Refill Hogshead
   温かみのあるピートスモークとフルーツ。OB10年のイメージ。

5. 3.142(Bowmore) 「スイミングプールとキャンプファイヤー」 1990-18yo 58.5% Refill Barrel
   フルーティでライトミント、そしてわずかにスモーキー。フレーバーはフルーツとピート、ワクシーでフィニッシュにペッパー

6. 27.70(Springbank) 「バノフィーパイとスィートアップル」 1997-11yo 59.0% Refill Barrel
   バタークッキーとアップルパイを同時に食べて、ブルーベリーキャンディをなめた感じ。
   フレーバーはライトピートのロングロー、ヘーゼルバーンみたいな時もある不思議な味。

 どれも結構楽しめたけど、4.128のハイランドパークは絶品だった。後はクライネリッシュかな。グレンリベットのウッディさはちょっと残念な感じ、アロマは結構楽しめるんだが。

 本当は、まだ2,3杯はいけそうな気分なんだが、いい気分に酔ってきたのでいい気分のまま帰ることにしました。残りは土曜日にでもとっておこうかな。

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