今日からウスケバに参入です、よろしくお願いします。
さて、タイトルにありますように、昨日4月6日(日)は、朝から夜までウィスキー漬けに一日でした。というのも、その日は知る人ぞ知るウィスキープロフェッショナル試験の対策セミナーがありました。ウィスキープロフェッショナル試験については、スコッチ文化研究所のHPを見て頂くとして、セミナーはAM9:45に始まり、PM4:30まで一日机に向ってのお勉強でありました。
第一講目: スコッチウィスキーについて
スコッチモルトウィスキーの全蒸留所とそのオーナー会社の一覧、スコットランドの歴史年表、
蒸留所の地域などについて勉強しろと言われました。
第二講目: モルトウィスキーの製造
製造工程のうち、糖化でのウォーとの清澄度の重要性、発酵で酵母が生み出す香気成分、
蒸留の仕組みについて、化学系の谷嶋さんならではの熱っぽい講義でした。同じく化学で
大学を卒業した小生は楽勝でしたが、周りでは首をひねる人や視線の定まらない人がちら
ほらでした。
第三講目: アメリカン・カナディアンウィスキー
やはり、アメリカンウィスキー関連の歴史。南北戦争からバーボンの始まり、ウィスキー戦争、
禁酒法などなど、最後の禁酒法が解除されたのが1966年というから驚きでした。あとは、
製造法の説明と蒸留所の位置と銘柄の確認でした。カナディアンについても製造法と蒸留所
のお話。食事の後だったのでとにかく眠かった。
第四講目: テイスティングの仕方
いまさらながらでしたが、香りを探すよりも、ない香りを探すといいという教えはなるほどと思い
ました。
今回のアイテムは、グレンモーレンジ・オリジナル(10年)とタリスカー10年でした。最初のモー
レンジは飲む前に当たりをつけていたので楽勝でしたが、タリスカーは谷嶋さんが「タリ...」と
口を滑らせてしまったので思わず苦笑してしまいました。試験ではこうはいかないでしょうが、
去年もなんとかなったので心配はしていません。
さてと、ここまでがセミナー。その後は、札幌から知り合いのバーテンダーYさんが来ていたので一緒に飲み歩くことにしました。セミナーが終わったのがPM4:30でしたので、食事には早いし、バーは開いてないしとこまりましたが、こういう時にありがたいのが有楽町のキャンベルさん、確か5時から開いているはずとダメもとで行きました。
店は開いてましたが、人がいない! 勝手に飲むわけにもいかないし...というところでマスター登場、ほっとしました。久々のキャンベルなので、適当に選んで飲みました。キャンベルのマスターと連れのYさんはバーつながりで名前は知っていらしたらしく、話が弾んでほっと一息。この後は目黒に行くつもりでしたので、PM7:00前にキャンベルを後にしました。さすがにお腹がすいてきたので有楽町駅前の居酒屋で食事をして、いざマッシュタンへ。
マッシュタンに行くと、お客は2名。某S氏でした。それは置いといて、カウンターに座り、私はキャンベルで情報を仕入れたアードベッグ1971の所在を確認、最後にこれを飲むことにして後はお任せ。Y氏はエンジンがかかったようで、オーナーバーテンダーのSさんにいろいろとお話ししながら「うまい、トロピカル!」を連発、僕もこの日飲んだモストウィーとバンフはよかった。もちろんお目当てのアードベッグは最高でした。二人とも気持ちよく酔ったところで名残を惜しみながら、おいしそうなボトルに後ろ髪をひかれつつ、マッシュタンを後にしました。
ここで、Yさんと別れて帰路に。
Yさん無事帰れましたか? 試験勉強頑張りましょうね。次にグラスを傾けるときは勝利の美酒ですね。
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