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薔薇とフィノ

あるバーのマスターが「みんなモルトモルト言いやがって」と言うので
この日は、ブランデーを頂きました。(私にそれ↑を言うのか?と思いましたが 笑)


「クルボアジェ V.S.O.P. ルージュ」(左)

ナポレオン夫人、ジョセフィーヌが薔薇好きだったことから、「薔薇の貴婦人」をイメージして開発されたものらしいです。
このボトルは棚でもすごく目立っていました。
第一印象の華やかな香りは、立ち上がりから貴婦人を思わせるインパクト。

薔薇といっても、主張の強い真紅の薔薇ではなく、もっとおだやかなサーモンピンクの薔薇のイメージです。
ささやかに咲き、心を和ませる甘さ、繊細さはかなり、好みです。

お恥ずかしい話ですが、私はこの日まで「VSOP」は熟成年数のランク(4年以上)だと知らず、他店に行った時「嘘?知らなかったの?」と驚かれました。

そしてもうひとつ、こちらのマスターのお勧めを。

「マリスメノ・フィノ」(サンチェス・ロマテ社)(右)

毎回香りの1stインパクトが「みりんやしょうゆ」の香りだという私は、表現を知らないから?^^;
フィノに限らずシェリーは、この点から(おそらく)酢じょうゆなどとも合うのでは、と。
そしてちょっと室温に戻ってからの味と香りは、コクのあるチーズ。マスカルポーネのような。
ウイスキーもそうですが、味や香りの「層」があるお酒は、楽しめますね。 

中華や、そしてお寿司などとのマリアージュのお話をマスターから伺いました。
とてもよく、合いそうです。ただ聞いていて、お腹がすいてしょうがなかったです(笑)

#その他蒸留酒

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