このボトルは3月の中頃、仕事の繁忙期が終わった後に飲んでいたのですが、実はその時は風邪からの病み上がりで体調が万全ではなく、またその時は開栓時だったので、今回改めて飲んでみることにしました。ロッホサイドの1981といえば1~2年位前にブラックアダーのロウカスクシリーズを新橋のPPRで飲んでぶったまげた記憶があります。
そしてボトラーは違いますが、同じ蒸留所、それも同じヴィンテージとなれば期待も高まるというものです。60年代~70年代のロングモーン、1993年のボウモアの次は1981年のロッホサイドか来るだろうと思っていたのですが、もしかしてもう来てるのかもしれません。信濃屋では既に売り切れていました。ウィスキーエージェンシーのはこのブログを書いている現在ではまだあるようですが、おいそれと買えるような値段ではない・・・やっぱり美味いモルトはあっという間になくなるのですね・・・
色はそれほど濃いというわけではありません。ゴールドよりチョイ黄色寄りといった感じ。味は本当に独特のおいしさ。マンダリンオレンジ、そしてちょっと人工的なオレンジ、そう、マルカワの10円オレンジガムみたいな感じ。それらをベースにレモン、グレープフルーツなどの黄色い柑橘のエッセンス、ごく微量のハッカク、シナモン、ニッキといった東洋系スパイス、ミントなどのハーブも。フィニッシュは舌にまとわりつく軽いオイリーさ、そして爽やかさ。
やっぱりおいしいわ。。。
アジアのリゾート地なんかにある高級ホテルやコテージでトロピカルフルーツのカクテルなんかを飲んだあとに〆で飲みたくなる感じですね。争奪戦になるのも分かります。どうしようかな・・・ウィスキーエージンシーをポチしようか・・・でもウィスキーエージンシーもどこかで飲めるだろうし・・・あ~迷う迷う。
#whisky and whiskey