これも前回エントリしたアベラワー同様に調布のBAR桂にて飲んだものです。Teaninich 27年(1982-2009)。ティーニニックとかテナニャックとか発音表現がいろいろあるようです。正式な発音集なんかを聞くとティーニニックって言ってる気がしますね。
ティーニニック・・・あんまり注目されないというか僕にとってもノーマーク系のモルトですね。ノーマークとは言っても、これってドランブイの原酒らしいですね。僕はタリスカーにドランブイを数滴垂らしたラスティーネールの亜種みたいのが大好きだったりするので、知らず知らずのうちにこのティーニニックを飲んでたというのことなりますね。
飲んでみると、まず強いワクシーさを感じます。そして泥のついた若草、柑橘、苦めのバーブ、木材特有の苦み。他のウィスキーにはない非常に複雑な味ですね。フィニッシュはこれもドライですね。もし、これをブラインドテストされたら、銘柄は当てられないかもしれませんが、ハイランドであることはすぐに気づくでしょうね。それくらいハイランドの特徴が出てると思います。ブラドノックフォーラムは大当たりは余りありませんが、ハズレは全くない安心ブランドだと思います。とにかく非常に面白い味してます。味覚の幅を広げるためにもおすすめですね。
ちなみに写真左上に映っていつものは、心霊写真ではなく、私の手です。
#whisky and whiskey