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テイスティングノートを公開されている方々への感謝

ちょっと感覚論からはずれますが、日ごろ方思っていた事の一つなので書いておきます。

私はボトルで購入して飲むのが基本スタイルなので、昨今色々な方が公開されているテイスティングノートを参考に購入しているので本当に感謝の心を持って拝読し、飲む度に再感謝しております。

私がはまりだした7~8年程前はインポータの公開コメントもあまりなく、あった場合はそれが切り貼りされているだけで、これほど同じボトルを色々な方視点からみたレビューというのは公開されておらず、本当に店やネットショップでボトルのラベルを見てギャンブル的に購入したものです。特にボトラーズものとなると、高い上に自分の好みにミートしないものも多々あり、一回高い投資をして外れるとトラウマになるほどのダメージを受けそのボトラーは当分の間避けがちになるとか(笑)、そういうことを繰り返していました。

それと比べると今はちょっと気になるボトルを検索すると、何人かの実際に飲んだ方がテイスティングノートを出してくれていて、しかも非常に細かい部分まで要素を言及して公開されている方もおりますので、そういう方の履歴から自分の好みボトルの評価があるとこれは好みのボトルかな?と結構なアタリをつける事が出来きてしまいます。Blog自体が気楽に書けるようになってきたのもあるでしょうが、こういうちょっとしたクラウド的なデータベースが出来上ってきたのは、やはり日々のデータを地道に蓄積して綴って公開されている方々の努力の賜物です。その恩恵に預かっている身としては本当にありがとうございますという気持ちです。

最近ちまたで高評価のボトルの中には私のような一般人にはなかなか手に入らず(努力が熱意が足りないのかも知れませんが・・・)、飲む事が出来ないものもありますが、幸いネット上のショップにはチラホラ残っているものもあったりしますので頑張って検索力で入手したり、たまたま問い合わせたショップで確保頂けたりして、こういう入手合戦もそれはそれで嗜好品の世界だなぁと面白くも思います。皆おいしいものを飲みたい(バーテンダーの方だと美味しいモルト、評判の良いモルトをお客様に飲ませたい・・かな?)という気持ちは一緒でしょうからね。タイミングを逃した場合はオークションで購入することもあり、その際はあーもうどうしても飲みたいんだ!という半ば意地で白熱したりなんかして、なんというかコンサート等のレアチケットとか限定品のノベルティのような感じ。

しかし、そうやって色々な苦労をして入手したボトルの中に自分が陶酔できるほどのいわゆる「神ボトル」を見つけたときは、怖がって買えなかった時期を思い出し、ああ本当にこういうボトルのテイスティングノートを公開されている方々には感謝しないとなぁ、機会があったらちゃんとお会いしてお礼をいいたいなぁと妻とそのボトルを飲む毎に語り、いつもドモ!maltっと杯を捧げています。未所持ボトルのテイスティングノートを参考させて頂く点に関してはROM過ぎてそのくらいしか出来る事がなくてなんとも申し訳ない気分ですが、直接な面識がない私達のような読者にも新たなモルトの輪が広がって喜びの一時を共有させていただけているということで赦して頂きたいところ。

そういう意味では、ちょっと前に行われたウスケバ関東オフは読者としてものすごく行きたかったのですが、所用で行くことが出来ず本当に残念でした。次にそういう機会がありましたら、お礼とともに色々な方のモルトへの想いも伺ってみたいと思っています。

・・・という記事を書いていつ公開しようかと温めておりましたら、ちょうどタケモト様が機会をくださったので、参加させていただくことにしました。日曜日のテイスティング会は厳しかったのでためらっていたのですが、丁度良く前夜祭を開催して頂けたのでこちらは参加出来そうです。ありがとうございました。当日は何卒よろしくお願いいたしますmusic01

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