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番外編 辛さ感(ver1.0.0)

辛さの中に感じる人と感じない人が存在するものがあります。
これは好みとは別次元で、まず辛味を感じるか否かです。
私の経験としてカレーが顕著に出ていて、だいたい原因が特定できたので、それを参考として書いてみます。

まず、カレーはどんな家庭でも作られる料理の一つかと思いますが、私の実家で出てくるカレーは例え甘口の市販カレールーを利用して作ってもらっても非常に辛く感じていて、家族の中では私が一番辛いものに弱いとされていました。

しかし、学食やスキーに行った時のロッジ、レストラン等で食べるカレーでは辛いとあまり感じたことがありません。
また、あるときカレーショップがデパ地下に出店していたものを母が忙しい時に買ってきて食べたことがあったのですが、これも父や兄は「辛いねー」という話でしたが、私はむしろ家のカレーと比べれば甘口と感じるくらいの印象で、その場でそれを言うと辛いものが弱いといわれていた私は「やせ我慢して~」という始末でそれ以上何も言えませんでした。
面白いのはカレーショップでもこの辛味を感じる系と感じない系があります。
そして、この辛味成分の感じるタイミングですが、ウィスキーで言うとファーストのタイミングで必ず感じます。フィニッシュ時にも辛味は感じるのですが、ここで感じる辛味はむしろ私は得意でいくら辛くても食べられるのです。

ただ、結局あまり他人で共感してくれる人もおらずカレーの辛さについてなんてあまり論議もしないので追求したことはなかったのですが、家庭を持って自分でもカレーを作るようになり、この実家の辛いカレーと同じものが出来てしまったときに妻も苦手意識を感じ食べられなかったことがきっかけで原因の追求が始まりました。
色々試行錯誤した結果として現在判明しているのは
 ・玉ねぎをできるだけ炒めるとこの辛味は感じない
 ・肉の脂が強い時は感じにくい
 ・煮込み時間は関係ない
 ・カレールー、カレー粉にはあまり依存しない
のような事です。
基本的には「玉ねぎ」が原因で炒めればせず、かなり煮込んでもすることから水溶性の揮発成分だと思われます。
しかし、特に生の玉ねぎ自体の辛さが嫌いかといわれるとそうでもないのですw

レシピサイトを調べてみると、玉ねぎ炒め派と非炒め派が存在します。
非炒め派の中には恐らく「感じない」人と「この辛味好き」な人がいるのだと思いますが、この辺りは中々比較しにくいところなのでわかりにくいですね。

だらだら書いてしまいましたが、ある味覚を感じる人と感じない人がいるひとつの例です。
「アルコール感」を感じるか否かに近いものがありますが、この味覚の感じ方も好みのボトルが近い人は似ているのかも知れませんね。
ちなみに、妻と私は大体好みのボトルが被ります。ただ、ごく稀に被らないボトルもあるのです。
このブログで整理していくともしかしたら別の誰かとだけ共通する味覚が出てくるかな・・・そんな期待もしてしまいます。

#感覚について

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