スペイサイド地区G
【G】 GLEN ELGIN / グレン・エルギン
●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.malts.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Longmorn, Elgin, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1899年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×6基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ミルビュイズ湖近くの泉
●ブレンド銘柄
ホワイト・ホース
*世界でもトップ・クラスのブレンデッド・ウイスキーであるホワイト・ホースに、生産のほとんどが使用されてると見て良いだろう。現在のボトルに「WHITE HORSE」の文字が無くなったのはチト寂しい気もする。
【ティスティング No.32】
グレン・エルギン 12年熟成 43% 蒸留所詰め
For Japan, 90”s Rotation
【色】
イエロー・ゴールド(チャート0.5)
【香り】
バニラ、蜂蜜、セメダイン、カラメル、奥に干したオレンジの皮。プリンを連想出来る。
【味、フィニッシュ】
麦芽&バニラの甘さとタンニンのバランスが割と良い。オレンジを含むフローラルさと少しのスモークを伴ったアフター・フレーバーは程々な長さ。
【総評】
現在のグレン・エルギンは同じ12年物でも、蒸留所詰めの12年と花と動物の2本が購入可能。長熟なスペシャル・エディションもあるが、高額な為、余程思い入れでも無い限り即購入とは行かないでしょう。
ボトラー物は無くは無いが、ホワイト・ホースという超メジャーなウイスキーの原酒なので見かけることが割と少ない。
今回のボトルは私位の年代の方には一番慣れ親しんだボトルと思われ、今となってはホワイト・ホースとグレン・エルギンの文字が並んでいるのも何やら良い感じだ。
味わいは何かが突出してる訳では無く、緩やかなカーブを描くが如くフィニッシュを迎えるウイスキーで、余り飲み手を選ばないと思いますが、印象付けるには少し弱いと思う。
#スペイサイド