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【K】 KNOCKANDO / ノッカンドオ

スペイサイド地区K

【K】 KNOCKANDO / ノッカンドオ

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Knockando, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1898年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×?基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・カードナックの泉
●ブレンド銘柄

J&B
スペイ・ロイヤル
キングジョージ4世

*近年J&B以外はオールド・ボトルでしか見かけることが無い。現在もノッカンドオのラベルやボトルには「Justerini & Brooks」と、ブランド・ネームが入っていることからも、容易にJ&Bのメイン・モルトと言う事が分かる。

【ティスティング No.47】

ノッカンドオ 1980-1995 43% 蒸留所詰め

【色】
薄いゴールド。(チャート0.3~0.4)

【香り】
バニラ、弱い溶剤、ナッツ、カラメルもしくはシェリーのニュアンス。少~し干し椎茸。瓶内での期間がわずかだが香りに出ている。

【味、フィニッシュ】
バニラ、ナツメグ、シナモン、ジンジャー。非常にスパイシーな飲み口。フィニッシュは短くスパイス、バニラ、わずかにタンニン。

【総評】
IDV時代とは違い、現在は少し元気が無いように思えるが、さすが世界ナンバー2の売り上げを誇るJ&Bの原酒だ!!

ノッカンドオは、良くクリーミーと言う言葉を使われているが、今回のボトルはスパイスが結構効いているので、若干脇に控えている印象を持つ。また、比較的ライトと言える酒質かと思うが、複雑な味わいはシングル・モルトらしい楽しみ方が出来る1本とも言えよう。

満足感、充足感こそ無いが、1、2杯目に飲むには適したボトルだ。欲を言うなら、もう少し甘さが強ければ完璧だったのだが・・、ん~、ま、欲張り過ぎかな?

数は非常に少ないが、ボトラーでも見つけることが可能なので、ディスティラリー・カラーとは違う物も楽しめるかと思います。

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#スペイサイド

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