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【G】 GLENALLACHIE / グレンアラヒー(キ)

スペイサイド地区G

【G】 GLENALLACHIE / グレンアラヒー(キ)

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Aberlour, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1967年
●所有者・・・・・・・・Campbell Distillers Ltd(Pernod Ricard S.A.)
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×6基
●蒸留器・・・・・・・・初留×2基 再留×2基
●仕込み水・・・・・・・ベンリネス山の近くの泉
●ブレンド銘柄

マッキンレーズ
キングス・ランサム
クラン・キャンベル
ハウス・オブ・ローズ

*キングス・ランサムとハウス・オブ・ローズは言わずと知れた入所困難アイテム。グレンアラヒー蒸留所と言うよりも、エドラダワー蒸留所のブレンデッドとして余りにも有名。また、シングル・モルトとしては余り見かけないウイスキーなので100%近くブレンドに回されると思われる。

【ティスティング No.28】

グレンアラヒー 1985-1996 43% シグナトリー詰め
Cask No.4075-77 Bottle No.473 of880

【色】
白ワイン(チャート0.1~)

【香り】
藁、バニラ、極わずかにニュー・ポット&溶剤。

【味、フィニッシュ】
フローラル系バニラ。ニュー・ポットの雰囲気も少しだけ残る。極わずかに苦味。アフターは短くフローラルさが残る。非常に単純だが嫌味は無い。

【総評】
こんなマイナーな蒸留所なのにオフィシャル・ボトルが以前は日本にも正規輸入があったのが、今となっては信じがたい。

確か80年代後半位から90年代中頃までは、ボトラーでもほとんど出回って無く、やっと出たのが今回のボトルだと記憶している。しかし、上記のような味わいなので記憶に残り辛く、現在でも極少量しか出回らない為、「グレンアラヒーに入れ込んだゼ~!」なんて人は恐らく皆無だろう(笑)。

残念ながら当店のオフィシャル・ボトルは1杯分しか残ってないので、ティスティングからは外した。というかオン・メニューすらしてませんが、悪くは無いものの、やはり残らない系の味ゆえに消えてしまったのだろうと推測する。

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