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【D】 DUFFTOWN / ダフタウン

スペイサイド地区D

【D】 DUFFTOWN / ダフタウン

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Dufftown, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1896年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×3基 ステンレス×7基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・ジョックの井戸水
●ブレンド銘柄

ベル
リアル・マッケンジー

*共にディアジオの銘柄。リアル・マッケンジー(Real MacKenzie)は台湾がトップ・マーケットらしい。日本国内では見かけない。

【ティスティング No.27】

ダフタウン・グレンリベット 8年熟成 46% 蒸留所詰め
For Japan, 80”s Rotation

【色】
琥珀色。(チャート0.7~)

【香り】
高菜漬け、バニラ、少しだけ溶剤、奥にビスケット。ポート樽でフィニッシュしたような生臭い感じ。オールド・ボトルだとすぐに分かる香りだ!

【味、フィニッシュ】
フルーティとも言える麦芽の甘さが舌に絡み、わずかな酸が非常に心地良い。クリーミーなバニラからタンニンへ向かう落ち所も良い。熟成年数から考えるとアフター・フレイバーが長い。香りより味が素晴らしい。

【総評】
ウイスキーの町として、又はベルの原酒として余りにも有名なダフタウンだが、実際は少し影が薄いように思える。

確かに90%以上がブレンデッドに回されるウイスキーなので、ずば抜けたものが出難い側面もあるとは思うが、これだけのポテンシャルを秘めているのだから、もう少しシングル・モルトにも力を入れて貰いたいものだ。

今回取り上げたボトルは46%のものだが、40%と43%のものもあるので、購入、またはバーなどでオーダーされる際は良く見て注文なさって下さい。3種類の中では恐らく今回のものが1番美味しいです。

とは言っても2~30年前のボトルなので、極限られた場所でしかお目にかからないとは思いますがね(笑)。

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#スペイサイド

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