いきなりこの戦闘力の高さ!素敵っ!!
志賀高原ビールのヴィンテージエールがそろい踏みです。
このヴィンテージエールが量産された暁には、連邦など一捻り・・・(中略)
地道な情報収集が成果となって結実した瞬間。華麗に自己満足、万歳!
上の写真は蔵元のブログ、「ゆるブル」の1月2日の記事でのみ発表、密か(?)に販売されていたHouse IPA2005~2008が各1本、限定醸造のHarvest Ale(ホップは自家栽培ウィラメット&センテニアル)、Takashi Imperial Stout(アルコール度数9%)で組まれたセットです。香り高い縁喜の板粕とおなじみの蔵元便り、ジオンの紋章志賀高原ビールのシールが同梱されていました。
ウスケバブロガーの皆さんならばご存知のとおりだと思いますが、ビールは鮮度が全てではありません。物によっては他の酒類同様に熟成を楽しむことが出来ます。
百聞は一飲にしかず。
良く熟成したビールとの出会いが鮮度至上主義的な偏見(ビールはできたてほやほやが一番美味いという狭義の事実)を一掃してくれる日がくると良いですね。経験上も、ナチュラルチーズのように賞味期限が切れた後の方が美味いビール(主にエール)は少なくありません。もちろん、保管状態が悪い場合など論外ですし、自宅で熟成させたビールを試すときも自己責任であることは言うまでもありません。
ワイン文化の色濃いベルギーのビールの中には、入手しやすい範囲で長期熟成の楽しみを手軽に与えてくれるものが結構あります。例えばトラピストのCHIMAYのヴィンテージ。青いラベルのCHIMAYを見たら賞味期限を確認してみましょう。驚く程長いです。また、イングリッシュエールやスコティッシュエールにも長期熟成可能なものが多いことは、ウィスキー党であれば押さえておくべきかもしれません。
長期熟成例。左から
イングリッシュエール例。栓はコルク。
スコティッシュエール例。900年の歴史を誇る。
上記事のCHIMAY。
しかしながら、年数をかけて熟成を経たものはほとんど店頭に並ぶことがないため、入手困難ではないでしょうか。熟成させたビールを飲みたければ数年先を見越して確保する、そんな気合(の入った財布)も必要です!
志賀高原ビールの醸造もとである玉村本店は歴史ある日本酒の蔵で、縁喜という北信濃の情緒を感じさせる酒を醸しています。
参考リンク ゆるブル http://slowbrewing.blog104.fc2.com/