・・・というわけで、後味の悪い今年のライヴとなりました。
敗因は何だったのでしょうか、前日の徹夜か、バウチャーを20枚以上使ったクラフトビールか、
いずれにせよ、総合して出る答えは自分の未熟さです。
ボイスレコーダーに小突かれて、今回のリークを見つけることが出来た37年樽。
酔いの回った自分を客観的に知るというのは、血の気が引く経験でしたが。
しかしながらライヴ自体は、回を重ね、洗練された運営が印象的でした。
ひとつの目的としていたグレンモーレンジのシグネットの味わいを覚えていないことが残念でなりません。
心待ちにしていたアードモアは、しっかりとニッカのブースに出展されていました。
こちらは最も早い段階でテイスティングできていたので助かりました。
薄霧に包み込まれるようなソフトでスモーキーなフレーバー。
アードモアのウィスキーを印象付けている、優しく抱擁されるような倦怠感。
ピートがそうするのか、あるいは石炭直火蒸留がそうするのか解りかねますが、
それこそが僕のアードモア感です。
これから日本市場にも投入されるトラディショナルは紛れもないアードモアでありながら、今までよりも視界は良好、ウィスキーを構成するフレーバーの輪郭をはっきりと感じられます。
ただし、魅力的であるかどうか、確かなことは言えません。
ボトルを空ける頃には、少しまともに答えられるかもしれません。
とにかく、発売を待ちます。
ビールは博石館のスーパーヴィンテージが印象に強かったです。
バーレーワインということもあり、アルコール度数は14.3%。
非常にコクがあるのですが、イギリスのバーレーワインと比べ、シャープで繊細なボディ。
日本人の感性に従順な、日本人好みの仕上がりではないでしょうか。
ワイン酵母を使いフルーティさを出しているそうです。
ベヌーゴのランチボックスは、毎回満足!
ベアードの帝国IPAを飲みながら食べるチキンサンド、美味くないわけがないっ!
そして自爆。
今回のマガジンライヴでも、幸か不幸か、松本、長野、多くの知り合いと再会できました。
次回のマガジンライヴでは、会場で一番無口な男がいたら、それが僕ですw
禁酒?
しませんよ。
それは死を意味しますw
しかしながら当面の間、外飲み禁止、メンタルを鍛える方向で出直します。
解禁は長野に桜が咲く頃になると思います!