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摩幌美にて(1)

遡ることバレンタインデー。

その日は松本の摩幌美で定例会があり、出かけてきました。
今回のテーマはVAT69でした。

しまったことに、写真を撮り忘れてしまいました。
ですから、写真は僕の家飲み用のVAT69を帰宅後に撮ったものです。
会で提供されたボトルとは異なることを指摘しておきます。

実際、摩幌美は素晴らしいパブです。
ウィスキー好きに限らず、広い年代の様々な客層を集めていて、その雰囲気は、ウィスキーを更においしく感じさせます。
もちろん、ウィスキー党であれば更に楽しめることは間違いありませんが。

失われた蒸留所の研究でも世界的に知られ、また写真家でもある堀内さんですから、PUBの壁には貴重な写真がずらりと並んでいます。
Goodness Nose に掲載されている写真についても、古い蒸留所の写真を示しながら詳しく解説していただきました。

本文中の79Pでは、フェリントッシュ蒸留所についてパターソンさんに解説をしています。
松本にこのような方がいらっしゃることは自分にとって非常に幸運です。

僕の住んでいる長野市から松本駅までは、各駅停車の電車で1時間くらいかかります。
ただし、電車に乗るためには長野駅まで何らかの交通手段を利用しなければなりません。
車を使えば、家から出ても、高速道路を使って1時間程なので、最近は車を利用することが多くなりました(もちろん当日は松本泊)。
ですが、今回に関しては、翌日が東京リアルエールフェスティバルということもあり、いっそ、高速バスの旅にしてみようと、全行程(都内の移動を除く)高速バスを利用してみました。
なんといっても、財布にエコなのです。

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