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京都モルトの旅3 山崎蒸留所

山崎蒸留所へ行ってきました!
 といいつつ、実はニッカ竹鶴さんつながりの旅になっていますが・・・・・。 
 山崎駅に降り立つと、そこは京都と大阪の県境。 ホームに県境の標識がありました。 そこから山崎蒸留所へ・・・
 向う前に、ニッカ設立時の出資者でもあった加賀氏の山荘へ。(現在はアサヒビールの所有する美術館になっており
 モネの水連の絵等が展示されていますが、個人的にはモネよりも、洋館風建築の細かさや周囲の風景が気に入っています。
 2階のテラスはカフェにもなっていて、お茶を飲むことができ、ここから山崎に蒸留所を開く1つ
 の決定要素でもあった川の合流する地点が見えます。
(川は3本合流しているのですが、木があるので、私は2本の合流分しか見えませんでしたが) 
 
竹鶴リタさんが、加賀氏の家族に英語を教えに、日々、蒸留所の上にある自宅からここまで
通っていたそうですが、加賀氏のこの山荘はかなり登り坂がキツイです。 しんどそう・・・・・。
 

そして!いよいよ 山崎蒸留所ですっ!!!

 大正13年製造のポットスチル・・・・・・
 ううむ。これが工場の前の踏切を越すのにどうしようかと、竹鶴さんが悩んだやつだな・・・・・と
 サントリーさんの敷地にいながら心は竹鶴=ニッカに飛んでおります(^^;) 

  ウイスキー館にある、国産ウイスキー第一号 白札
  
  発売当時はピートの炊きすぎで「焦げくさい」と言われたとか。
  今なら、ピーティな・・・・というところなんでしょうが・・・・。
  
  さすがに、サントリーさんの展示場なので、竹鶴さんの名前は
  ほとんど出てきませんが、当時の写真にはちゃんと写っている
  んですよね。 「あ!竹鶴さん発見!」とマニアックな事をやって
  喜んでいました・・・・・。 

 そして工場見学です。 サントリーさんは色々な形のポットスチルがあって楽しいです。
 スピリッツセーフも見えて、ニューポットががんがん出ているのが見え
 ます。
 丁度、この日はマッシュタンも動いていましたし、蒸留もガンガンやって
 いたので、あたりはいい香りで、思わずウットリでした。

 でも案内のお姉さまはポットスチルのお部屋には長居させてくれず、外へ
 さっさと出されてしまいました。(アルコールで気分の悪くなる人が居るか
 もしれないことに留意されているのかもしれませんね)
でも、もうちょっとゆっくり見たかったなぁ・・・・・・・・。 

                                             
そして、お次は貯蔵庫。 
 山崎の匂いがするーーーーー! 
 ウイスキーライブで山崎25年を飲んだ時、ここの香りがしたんですよねー。 やっぱりウイスキー
 はそこの空気の香りで熟成するんだなぁ・・・・。樽は4段積みで、一番下がシェリー樽なんでしょうか?
 2段・3段にホッグスヘッドで4段目がバレル。。。かな?? 
(お姉さん説明してくれませんでした。。。というか説明そっちのけで、勝手にあっちこっち見てたのは
 自分です ハイ)  

そして1924年の樽が! 竹鶴さんが詰めたやつかなぁ・・・・・・? 

<シングルモルト探究セミナー 風土が生み出すモルトの味わい講座>
 ・・・でございます。
  山崎には 虎屋のモナカ
  白州には アーモンド入りおかき、干しあんず、ドライマンゴー
  マッカランには ウエストのフルーツケーキ 
  ボウモアには ペッパー入りチーズ

  どれもよく合います! 個人的にはマッカランは苦手なのですが、フルーツケーキと一緒だと
  むちゃくちゃ美味しい! ううむ 恐るべきフードペアリング・・・・・・。

  最後に山崎でハイボールを作ったのですが、私としては折角の山崎の味が消えてしまうようで
  ちょっともったいないなぁという気がしました。 でも食事と一緒にグイグイ飲むのには面白い
  アイデアかもしれません。

 ちなみに割り水として南アルプスの天然水がペットボトルで用意されており、それとは別に山崎
 の仕込み水がグラスに用意されていたので、飲み比べてみましたが、やはり違いました。
 山崎の方が複雑な味がします。 水の要素も大きいんですね……. 。 

ということで、楽しい工場見学&セミナーでした!  やはりお客様を楽しませるという点ではサントリーさんは色々考えていますね。
 また、別のセミナーにも参加したいなぁー。 もうちょっと余裕ができたら余市のウイスキー作りの体験なんてのもやってみたいです!

#山崎蒸留所

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