こんにちは。なかなかバー行脚ができずストレスがたまりつつあるJ茨モルトです。新しいモルトも続々発売されているというのに…。ぐぬぬ。
昨日は堂島で用事があったので、久々にウイスキーショップWさんで試飲してきました。狙うは、ついに販売開始となったWさん4周年の山崎と白州。まずは山崎から攻めてみました。
香りは良質のシェリー。多少のゴム臭はあるが不快ではない。レーズン、カフェオレ、オレンジ、スイカ。
強めのシェリーは口に含んでも主張しすぎず上品。オレンジ、カカオ、ベリーの酸味、チョコとバターキャラメル、若い木の皮と使い古した木の机というフレッシュ感とオールド感の両方の木の感じが混在。
フィニッシュは軽めだがスパイス&チョコがじっくり続く。
度数は55度。樽にボタコルタを使っているのは3周年と同様。なのに味わいは格段に上品で繊細だと感じました。聞くと、今年の樽は近江のセラーではなく山崎蒸留所内でエイジングされたとのこと。樽やエイジング以外の微妙な違いも最終的な味わいに影響していると思うと面白いですね。
続いて白州。
香りは酸味と甘みを予感させるクリーミーなイメージ。バニラ、白州らしい針葉樹系の爽やかさ。草原、新しい畳、青リンゴ、紅茶、ミント。
飲むと強めの麦のアタック。奥からバニラと青リンゴが訪れ、やがて紅茶やオレンジも伴う。若木の森や草原のイメージ。最初から最後まで乳酸系の甘酸っぱいクリーミーなニュアンスが続く。
フィニッシュはスパイシーでクリームの余韻を残してゆっくり消える。
度数は60度。相変わらずの安定感。こちらは去年の印象と大きく変わってないように思いましたが、抜栓後にどんどん味が変化しそうな展開力を感じました。
去年は2種類を試飲して白州を購入したのですが、今年は一口目からポテンシャルの高さを感じた山崎を購入しました。いずれお店に並べたいと思っているのですが、容量が少ないので数名のお客様にしかお出しできなさそうです…。
それでは、本日も17時よりJR茨木駅近くのBar Tripletにてお待ちしております。
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今週のラインナップ(9/9~)
①ボウモア 1996 13y アイラバー東京5周年ボトル(信濃屋)
②カリラ 1982 28y(SLCセレブレーションカスク)
③グレンドロナック 8y オクタリン(OB カルフール向け)
④スプリングバンク 10y(OB)
⑤トマーティン1988 21y(デュワラトレー)
⑥ワイルドターキー 1855リザーブ(OB)
⑦グレングラント1966 42y(GMケルティックラベル)
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本日の控え選手
・羽生 2000 11y THE GAME(信濃屋)
・ローズバンク 1989 21y(ロンバートforスリーリバーズ)
・マッカラン 2001 9y (GMスペイモルト)
・グレンフィディック 10y(OB 特級表記)
⑤は今週いっぱいの出品となります。
上記以外にもスタンダードウイスキーを取りそろえております。
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