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4つ要る Isle of Jura Matthew Forrest Collection

 やはり台湾に来れば、来ただけの甲斐のある仕事がたんまり。
 でも、日本にいればそれはそれで一杯やることがあって。
 仕事ばかりやってたら、家庭的によくないし。
 いろいろ忙しいと、お酒もいろいろ飲みたいぞ。
 っていうと・・・、体が4つ必要だな。

 台湾も思ったより涼しいのだけれど、
 さすがにこの季節は大阪との温度差が大きいだろうから、
 帰国したら一気に風邪をひかないようにしないとね。

 さてそんな今日はこのボトル。
 いずれも2000年代前半のボトリングで、
 興味深い味わいのJuraです。

 まずは1999年蒸留のボトルを。

 Isle of Jura 5yo 1999-04 61.3% #144 The Whisky Fair
  強い。荒い。
  しかしこなれてる。
  土。沢庵。
  ヨード強いピート。
  熱帯の濃厚な粘りけのある果実。

 いい感じです。
 飲み手を選ぶほどに傲慢な荒い強さと、
 深い懐のこなれ。
 その両者を以て楽しませてくれます。
 私は5年ものと聞いたのですが、
 Whiskybaseでは2003年ボトルになっています。
 どうなんでしょ?

 次は2002年ボトリングのこれを。

 Isle of Jura -02 58.8% #1124 "Experimental"
  練れたヨード感のあるピート。
  沢庵のヒネ、根菜の土っぽさも適度に個性的。
  追って、オレンジなシトラス。
  熟成されたまろやかさとニューポッド感の両者を感じるのは、
  バッティングの幅か?
  グリグリ感と、若さ、
  逆にこなれがあって、素晴らしい一杯。

 長短バッティングなのか?
 非常にアンビバレントな味わいで、
 しかしそれは不快ではなく、いい意味での面白さを醸し出します。

 あ~、日本ではこれらのボトルって、
 "Matthew Forrest Collection"と言った方が、
 話が早いのでしょうか?

 では、ごきげんよう

 

#Isle of Jura

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