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数珠つなぎ Johnnie Walker Red Label

 三宮で、
  「丸亀いいよ。お酒もマスターもいいよ。行ってきたら。」
 と勧められて丸亀へ。

 丸亀で、
  「大阪から?じゃ守口は行くの?」
  「そうか、実はあそこは・・・ごにょごにょ」
  「お酒もマスターも良いから行っておいでよ。」
 と勧められて守口へ。

 守口で、
  「そうか、丸亀からの・・・」
  「じゃ、これ飲みます?これは?・・・これも行きます?・・・」
 と数珠つなぎに飲み倒しとなりました。

 いずれもお店も、お酒もすごいけれど、
 やはりマスターが良いですよね。
 いろんな意味でものすごく濃く楽しめました。
 このひと月で、何年分もの経験になったんじゃないかな?

 これまでも昔からコレクターをされている方に、
 現在価格ではちょっと手の届かない、
 或いは実物も初めて拝むようなお酒を、
 私の甲斐性でも飲ませていただける機会が幾度とありました。
 また、自分の知らない世界や時代の話を
 たくさん聞かせてもらうこともありました。

 皆様、ありがとうございました。
 これからもいろいろと楽しい話を伺いながら、
 美味しいお酒を飲ませてください。(厚かましいなぁ)

 と、さて今日は、久々のお家の開栓を。
 Longmorn小瓶分けに、
 Benriach1976の猛烈なリリースと、
 それ以外の購入や開栓が滞っていましたが、
 久しぶりには、これでした。
 Johnnie Walkerの赤ラベル、コルクです。

 Johnnie Walker "Red Label" 1000ml Cork
  開栓からこもりやヘタれはない。
  ザラメ或いは黒糖。
  しかしべったりと甘くなく、
  アルコール感も残り、強めのスモークが引き締める。
  グレーンもクセがあまりなく、
  存在は感じさせてまろやかさを足すが、
  ダレさせはしない。
  軽い切れ上がりの良さと相反して、
  麦感しっかりと。
  熟成感も充分にあり、
  加水のシェリー樽熟成のモルトも漂ってくる。
  コアントローを染み込ませたカステラ。
  磨いた木材。
  余韻も複雑ではないが、
  甘さと煙が長くて心地いい。
  奥にヒネを持っているのと、
  経時的にグレーンのクセのある甘さが強まるので、
  これが前に出てくるのかどうかが今後の懸念。

 うん、なかなか開栓からいい味のボトルです。
 ラベルは擦れているし、
 少しの液面低下に液漏れもあると聞いたので、
 ちょっとどうしようかと思いましたが、
 ディスカウントしてもらえるということで、
 チャレンジしたボトルです。
 確かに開栓時にコルクが緩いなぁという感じでしたが、
 中身は全く問題なしで、結果的にお得な買い物となりました。

 お家で軽めのしかし弱くないウィスキーをと思った時に、
 とても良いお供ができました。

 では、ごきげんよう。
 
 

#Johnnie Walker

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