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行ったり来たり Lagavulin 21yo Limited Edition 2012

 Longmornの小瓶は、残り2セットになりました。
 飲まなきゃいけないボトルとまでは言いませんが、
 飲んでおいて損はないボトルだと思います。
 一応まだやってますので、ご興味がありましたらどうぞ。

 コロラドからはもうとっくに帰ってきていますが、
 ドタバタしていて、ブログの更新はまた滞っています。

 コロラド最後の夜は、ホテルのバーのカウンターで
 何かいいものないかなぁ~と見ていたら、
 「Colorado Brews on Tap」
 と黒板に。
 「これ全部Colorado産で、Tapで飲めるの?」
 って聞いたら、
 「もちろん」
 との返事。
 上から、"Mama's Little Yellow Pills", "Hazed n Infused", "Nitro Milk Stout",
 "Fat Tire", "Odell IPA", "CO Native", Laughing Lab", "White Rascal"
 と、8種類。ホテルのバーでビアパブでもないのに。
 晩御飯は街のメキシコ料理屋でメキシコビールを2杯(計約1L)を飲んだから、
 もうたくさんは飲めないなぁ。
 でも、コロラドでコロラドビールってのも、二度とないだろうし・・・

 まずはOdell IPAを飲みながら次を検討することに。
 発酵した植物の爽やかな酸味と甘みにIPAらしい口内に刺さる苦み。
 かなりおいしく飲みました。
 「次飲みますか?」
 って聞かれたので、Stoutにしようかな・・・と迷っていると、
 小さなグラスに味見させてくれました。
 そして結局はもう一つ味見をしてからColorado Nativeに。
 華やかな香りではなくやや苦み優先で、凝縮された麦とホップ。
 しっかりとした味わいでした。
 さすがに2杯飲んだらもう飲めない。
 一晩で計2Lは私のお腹のタンクがいっぱいいっぱいだわ。

 さて、そんな今日はこのボトルを。
 Lagavulinの21年。2012年ボトルです。

 Lagavulin 21yo 1991-12 52% Sherry "Limited Edition"
  スモーク、塩、シェリー。
  どの方角にも味がしっかりとして、トータルで濃いと感じる。
  酸味少ない締まったミーティ。
  ピートは軽快ながら尖らず包むよう。
  シェリーは強すぎず上品に染めていく。
  シトラスペッパー。
  味の濃さに、度数はバランスする。
  香りよく上品なLagavulin、しかし弱くなく厚い。
  ややシトラスとピートが層として分離するか。
  全体としては柑橘系と乾いたタール。

 さすがのおいしさです。
 ピートもシェリーも圧倒的に来るわけではないのに、
 全体として濃いと感じさせる厚いボディです。
 1991でこの味かぁと喜ぶべきか、
 1991でこの値段と入手困難さかぁと嘆くべきか。

 来週は台湾だ。
 行ったり来たりまた行ったりでめまぐるしいけれど、
 気合を入れて頑張ろう。

 では、ごきげんよう。

#Lagavulin

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